牡丹華 ぼたんはなさく。

第十八候、穀雨の末候です。


鎌倉の鶴岡八幡宮にある神苑ぼたん庭園では、今頃きれいに咲いているでしょうか。
今年は花の季節が早めなので、もうそろそろ終わる頃だったりして…。

牡丹の別名は、「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」
「名取草」「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」…
まだまだあるそうです^^
「花の王」の地位を築いたのは盛唐期。
そう聞くとなぜか、注目される前の牡丹がどんな姿でどんな扱いだったのか知りたくなります。


中国宣明暦では、「戴勝降于桑 郭公が桑の木に止って蚕を生む」
タカがカッコウに変身したりクマネズミがウズラになったり、中国の暦では不思議なことが起きるのですが、
この候の場合はカッコウが鳴く頃とカイコが孵化する時期が一致するということのようです。
カイコが孵化するのに良い気温は25度くらい。

カイコは唯一の「家畜化動物」、野生回帰能力を完全に失っているんだそうですね。
目の前の食べ物がなくなっても、自ら他の場所へ移ることはありません。
白っぽい色で目立つため、戸外のクワの木の葉に乗せてもすぐに鳥に捕食され、
自力で葉っぱにしがみついていられないので、風が吹けば簡単に地面に落ちてしまいます。

養蚕の歴史は5000年以上。
その間に、人の手なしには生きられなくなってしまったんですね。
そして、一生懸命クワを食べて繭を作っても命を全うできない生き物。
ここでも命を頂いているわけです。洋服1枚も大切にしなくてはいけませんよね。

ついカイコに気持ちになってしまいました。



明日2日は八十八夜。立春を1日として88日目にあたります。
4日は旧暦弥生の満月です。
そして6日は立夏。



ヘビイチゴの花も咲きました^^
昨日の午前中に3輪、夕方までに合計7輪、そして今日は15輪も咲いています。
可愛い可愛い♪

0658.jpg

1年ほど前に、図書館の敷地の片隅にいたのを我が家に連れ帰ってきて、
今はプランター暮らしをしてもらっています。
片手に乗るくらいだったのが、ひと夏でプランターから溢れました。
すごい繁殖力です^^


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Comment

わ、我が家にいただいた「ヘビイチゴ」は、元々図書館の敷地で育っていたものだったのですか! 環境が変わって驚いているかしら(^^;)。

我が家のはまだ咲きませんが、とーっても元気です! 早く花が見たいな。

るるるさんの記事で、いろんな事を教えていただいています。知らない事だらけ〜(^^;)。

鎌倉のその牡丹、ご覧になったことあるんですね?

牡丹は、華やかな花ですが、私も好きです。あの存在感と言ったら! 東京だとどこが有名でしょうねぇ?
今、ツイッターを見ていたら、上野東照宮ぼたん園の写真がありました! ここね、きっと名所は(^^)。
ハーちゃんさま^^

そうなんです、図書館。だからきっと本好きで、ハーちゃんさんのお家も気に入っているはず。(笑
掘り上げる時に根を切っているのでビックリしたかもしれませんが、すぐに咲くと思います♪

鎌倉は何度か行っています。牡丹はほんとうに見事で、日本画でも素晴らしい絵がたくさんありますよね。
上野東照宮のぼたん園は見たことがありませんでした。
遅咲きの花が見ごろのようですね~(*^^*)
私こそ知らないことだらけで、いつもハーちゃんさんにたくさん教わってま~す(≧▽≦)!
  • 2015/05/02
  • るるる
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