虹始見 にじはじめてあらわる。

第十五候、清明の末候です。雨の後に虹が出始める頃。
どんどん季節が進みます。

虹は、水滴が大きい程鮮やかに見えます。
そしてもちろん、太陽の光が強いほど輝きますよね。
今年の初虹はいつでしょうかね~♪

虹という漢字は「虫偏」なんですよね。
古代中国では、虹は竜の一種だと考えられていました。
虹が2本見えることがありますが、主虹を雄の「虹」、副虹を雌の「蜺(げい)」と呼んだそうです。
龍神は水や雨の神様なので、虹と関連付けて考えるのはわかりますね。
また、世界各地に虹蛇の神話や伝説がたくさん残っています。
世界創造において入り江や川、湖や泉を作ったのは虹の蛇で、
雨季になると泉から出てきて雨を降らす役割をしたりなど、いろいろな話が残っているそうです^^




ソメイヨシノは、満開より咲き始めや散りゆく姿が好きです。
満開になると花の色が白くなってしまうのがなぜか淋しく感じられてしまうのですね。
これくらいピンクの頃が良い^^♪

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虹が見えるのはまだ先でしょうし、頭の中はまだ桜で一杯です。(笑
桜の季節になると思いを馳せる神様たちがいます。

日本の神話に「木花咲耶姫コノハナサクヤヒメ」という神様が出てきます。
桜を美しく咲かせてくれる神様。
アマテラスの孫であるニニギノミコトは、笠沙の岬でサクヤちゃんにひと目惚れして求婚します。
サクヤの父オオヤマツミは大いに喜んで、サクヤちゃんと姉の磐長姫イワナガヒメの二人を嫁がせます。
ところがイワナガちゃんは器量が良くなかったのですね…。
ニニギはイワナガちゃんには興味がなく、追い返してしまいます。

実はイワナガヒメは、岩のような永遠・長命を、
コノハナサクヤヒメは、木の花が咲くような繁栄を約束する存在だったのです。
この二人があってこそ、天孫の子孫は完全な形で繁栄するものだったのですが、
ニニギがイワナガちゃんを拒絶したために、天孫の子孫、つまり人間の寿命は長くはならなかったのでした。

めでたく身ごもったサクヤちゃんですが、一夜で妊娠したためニニギは「本当に自分の子?」と
疑うのです。もしかしたら他人(国つ神)の子供なんじゃないかと。
ニニギくん、あなたって…と非難の視線を送りたくなりますよ~、もう。
健気なサクヤちゃんは、「天つ神の子供ならばどんな状況でも生まれて来るはず」と言って
自ら産屋に火を放って、その中で出産します。
無事に三柱の神様が生まれるのですが、ニニギくんはこれで反省したのでしょうか^^;
サクヤちゃんの子供の一人、ホオリの孫が初代天皇の神武です。


オオヤマツミの娘はもう一人いて、それが「木花知流比売コノハナチルヒメ」
桜を美しく散らす神様。

スサノオがヤマタノオロチを退治して、その時に救い出した櫛名田姫と結婚し、
八島士奴美神ヤシマジヌミノカミが生まれますが、チルヒメちゃんはその神様と結婚し、
布波能母遅久奴須奴神フハノモジクヌスノカミを産みます。
彼は花の蕾の神様です^^

神様の名前って難しいですね~。
古事記と日本書紀では名前や漢字が違ったり、関係も違ったり、
そしていろいろな説が飛び交っていてややこしいです^^;



足元では水仙も花盛りです。
朝陽や夕陽を浴びるとピカピカに輝いて神々しいほどです^^

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Comment

なぜに娘二人を同じ人に嫁がせたの? 理解不能...。昔はそういうことがあったのかな? って神話の世界だけれども(^^;)。

水仙を見ると「七つの水仙」という歌を思い出します。るるるさんはきっとご存じないわよ。私世代ですもん、知ってるの(汗)。

虹と水滴の関係をまったくわかっていない私で〜す(またまた汗)。
ハーちゃんさま^^

現代の感覚ではホントに理解不能ですよね~。(笑
ニニギが天つ神だったからでしょうか。古代では一夫多妻制だったというのもあるんでしょうかね(^^ゞ
「バナナ型神話」といって、似たような神話が世界にいくつもあるんですって~。

「七つの水仙」、YouTubeで見ました。温かい歌ですね~(*^^*)
そして素敵なおじさまたちは今も活動していらっしゃるんですね!
「こげよマイケル」の動画もあったので(これは知ってる~笑)一緒に歌いましたよ♪
  • 2015/04/15
  • るるる
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