桜始開 さくらはじめてひらく。

第十一候、春分の次候です。桜が咲き始めるころ。

中国宣明暦では「雷乃発声 遠くで雷の音がし始める」
これは日本では次に来る第十二候ですね。

桜前線が着々と北上していますね~。 ウェザーマップの桜前線の図。 
実物の桜を見るのはもちろん好きですが、開花の様子をずっと追っていくのも好きなんです^^
鹿児島から始まった開花宣言が知床に到達するまで、ずっと頭の中は桜色です。(笑



万葉集には40首を超える桜の歌があります。


去年の春逢へりし君に恋ひにてし桜の花は迎へけらしも

(去年の春お逢いしたあなたに 一年を恋うて来た桜の花は 今こそお逢いできたらしいよ)



この花の一枝のうちに百種の言そ隠れるおほろかにすな

(この桜の一枝の中には数えきれないほどの言葉がこもっている いい加減に思うな)



春雨は甚くな降りそ桜花いまだ見なくに散らまく惜しも

(春雨はひどく降るな 桜の花をまだ見ていないことだのに 散るようなことがあれば惜しいよ)



桜花今そ盛りと人は云へどわれはさぶしも君としあらねば

(桜は今こそ盛りだと人は言うが私は寂しい あなたと一緒ではないので)



今日のためと思ひて標めしあしひきの峰の上の桜かく咲きにけり

(今日のために折り取ろうと思って心に決めてきた 峰の上の桜はこんなに咲いたことだ)



万葉の歌は大らかですね。
広い空にポーンと投げ出されたような解放感が心地良いです^^




桜はまだですが、葉牡丹が蕾をつけました^^




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Comment

なんてキレイな写真! 私たちはパッと見て「葉牡丹だぁ」って思うだけで至近距離では鑑賞していないんですねぇ。

我が家の庭の植物くらいはしっかり見てあげたいものです(^^;)。

万葉集と古今和歌集などではだいぶ趣が違いますねぇ。あとのになるほど技巧に走る、と言うのでしょうか?

桜前線、わりと線がぐねぐねしているんですね。これは海からの風とか地形的なものによるのでしょうね。それをるるるさんはずっと追って行くんですね(^^)。
ハーちゃんさま^^

小さい鉢なんですよ、4号鉢に葉牡丹が10本立っています。
ハーちゃんさんの、植物に対する温かいまなざしにいつも感動しています(*^^*)
桜前線は地形の影響がよくわかって面白いですよね~。

古今の繊細さや新古今の技巧的な歌もいいですよね♪
技巧的な部分は知っていく過程が謎解きみたいで面白いです。
まだ謎解きしていない歌が多いんですけどね(^^ゞ
  • 2015/03/27
  • るるる
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