黄鶯睍睆 うぐいすなく。

第二候、立春の次候です。「こうおうけんかんす」とも読むようです。

鶯が里山でさえずり始める頃。
貞享暦では「梅花乃芳 うめのはなかんばし」となっていました。
貞享暦(じょうきょうれき)は渋川晴海が完成させた初の国産の暦で、
1685年から1755年までの70年間使われました。
中国での第二候は「蟄虫始振 冬蘢りの虫が動き始める」ですが、
日本の「啓蟄」は3月に入ってからですね^^


本州中部では七十二候のとおり、鶯は2月初旬に鳴き始めますね。
気象庁は毎年「生物季節観測」という調査をしていて、
植物ではアジサイの開花、イチョウやモミジの色づきなど、
動物ではツバメ、モンシロチョウ、ツバメ、アブラゼミなどの調査をしています。
全国のウグイスの初鳴日についてはこちら。 

この辺りで鶯が鳴き始めるのは4月に入ってから。
春先にはまだ上手に鳴けない鳥もいて、不器用な鳴き声を聞くと頑張れ~と応援したくなります^^
梅が咲くのもちょうどその頃。
梅の開花と鶯の初鳴きはほとんど時季を同じくして北上していくようですね。
「梅に鶯」。

初鳴日を見てみると、知床では5月にやっと鳴き始めます。
鶯は留鳥ですが、さすがに北海道は鶯にとっても寒過ぎるようで、冬の間は本州に渡って、
暖かくなってからまた北海道に戻るんだそうです。
南の島では九州と同じく2月下旬。
常夏の島では一年中鳴いているようなイメージがありますが、サイクルは同じなんですね^^


七十二候、この辺りでは1か月~1か月半くらい遅れてやって来るものが多いです。
いつも少し先の季節に思いを馳せることになります。

今日は大雪警報、吹雪の一日でした。サラサラのパウダースノーです。
森の中で大寒波に耐える鶯たちも心配です^^;


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