雉始雊 きじはじめてなく。

第六十九候、小寒の末候です。

キジのオスが初めて鳴く頃ということですが、実際にキジが鳴くのは春ごろでは?
略本暦(神宮暦)の前身は「伊勢暦」と言って、伊勢国の暦師たちが発行していたものだそうなので、
やはり関東から東海にかけての気候が元になっているようですね。
暖かい地方ではもう鳴き始めるんでしょうか。
そうでなければ、春を待ち焦がれる心かな^^

中国の宣明暦でも「野鶏始雊 キジが鳴き始める」となっていて、同じです。
大陸ではコウライキジという別の種だそうです。



動画をお借りしてきました^^
オスはこんなふうに元気に鳴きますが、メスの鳴き声は控えめて可愛らしいです。




国鳥ですが、狩猟対象でもあるんですよね。
家の周りではごくたまにしか見ませんが、春になるとどこからか鳴き声が聞こえてきます。
あ、いるんだ♪ と嬉しくなるのと同時に
撃たれませんように~と祈ってしまいます。




七十二候は、中国の宣明暦という暦を元にしています。
日本に入ってきてから改暦に合わせて何度か変更がなされ、
現在のものは明治時代の略本暦が主に使われています。

宣明暦というのは、正式には長慶宣明暦(ちょうけいせんみょうれき)と言うそうで、
中国では唐の時代822年から892年までの71年間使われました。
日本では862年に取り入れられてから1685まで、実に800年以上も使われました。
これほど長く使われたのは、日本には暦を作る技術がなかったからだとういうことです^^;
長年の間にずれが生じ、民間暦も出回って暦ごとに違いがある状態をなんとかしようと、
初めて国産の暦を完成させたのが渋川晴海ですね^^



今日は小正月。
新年1月が半分終わりました。あっという間~。
今年も「1月行く、2月逃げる、3月去る」になりそうです^^;


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Comment

動画を見て「羽根が多くて使い道も多そうだから狩猟対象にされちゃうか」と思いました(≧∇≦)。ま、食べるために狩られて来たのでしょうが。絶滅の心配は無い、と言うことでしょうか?

渋川春海と言う人、ウィキで調べました。江戸時代にこんな人がいたんですねぇ!

キジをよく見たのは初めてです(⌒▽⌒)。
  • 2015/01/16
  • ハーちゃん
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ハーちゃんさま^^

狩猟期間などに合わせて放鳥もされているようです。美味しいんだそうですよ。
お肉も食べる身としては矛盾していますが、撃たれる瞬間を想像すると辛いです^^;
例の「トトロの森」辺りにいそうな気がしますが、どうでしょう♪

渋川晴海(安井算哲)は冲方丁の「天地明察」を滝田洋二郎監督が映画にしましたよ~^^
ハーちゃんさんには映画より小説がおすすめですね♪

  • 2015/01/16
  • るるる
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