麋角解 さわしかのつのおつる。

第六十五候、冬至の次候です。

「麋」は「鹿」の下に「米」です。
ヘラジカのこと。
ヘラジカというと北欧のエルクやカナダのムースを思い浮かべますが、
なんと中国北東部にもいるんだそうです~。
それで七十二候に入っているんですね^^

0531.jpg


でも、日本にはいません。
七十二候は中国から入って来たわけですが、日本の季節感と合わないものは変更されてきました。
この候が変更されずに残っているのはなぜなんでしょう、謎です^^;
日本にはニホンジカがいますが、ニホンジカのオスが角を落とすのは春で、
「落し角」は晩春の季語になっています。


現代では地球上のほとんどの地域で太陽暦が使われていますが、
古い時代にさかのぼると太陽太陰暦が多いですよね。
中国でも殷の時代から太陽太陰暦で、季節とのずれを知るために太陽の動きに基づいた
二十四節気が考案されたのだそうです。
二十四節気をさらに3つに分けたのが七十二候。


どうして古代では太陽ではなく月の方に注目したのか不思議に思ったのですが、
考えてみると、月の方が短いスパンでの時間の流れを掴みやすいですよね。
はっきりと形が変わっていくのが分かりやすいし、太陽のように眩しくないので観察しやすいです。
電気のない時代には月明かりが重要な光源でもありました。
明るい十五夜の明かりの下で夜遅くまで盆踊りに興じた気持ちも分かりますね^^
月の満ち欠けが生体リズムや精神にも影響することに大昔から気づいていて、
だから太陰暦が軸として置かれたんだろうとも思います。


月の暦と、それを調整するための二十四節気。
よくできたシステムだな~と思います^^
旧暦も復活すると嬉しいのですが・・・無理そうでしょうかね^^;


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Comment

ヘラジカがツノを落とすころなんですか! ニホンジカも自然にツノが落ちるのに、奈良ではツノ切りをやりますねー。あれは何か危険だから、なのかしら?

月の満ち欠け、潮の満ち引きは、人間の身体にも影響がありますものねー。

今頃、必死に年賀状書きでーす(*^_^*)。それにしても、今年の冬は寒くて仕方がありません~(≧∇≦)。
  • 2014/12/27
  • ハーちゃん
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ハーちゃんさま^^

奈良の角切りは危険だからと聞いたことがあります^^
シカ同士でも怪我をしやすいらしいですね^^;

今年は寒気が強くて関東も寒いですよね^^;
エルニーニョ現象が影響しないほど気候が狂っている可能性もあるんでしょうか・・・。
  • 2014/12/28
  • るるる
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