乃東生 なつかれくさしょうず。

毎年新しい手帳を手にすると、まずは七十二候を書き入れます^^
二十四節気が書かれた手帳は多いものの、七十二候となると滅多にないのではないかしら~^^;


「乃東生」、なつかれくさしょうず。

夏枯草(ナツカレクサ・カゴソウ)というのはウツボグサのこと。
靭(うつぼ)は「ゆぎ」とも読み、矢を入れて担ぐための入れ物ですね。箙(えびら)とも。
花の形が靭に似ていることから命名されたそうです。

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韓国語で꿀풀。蜜が多いのかな? 
하고초(夏枯草)
[한의] 말린 꿀풀의 꽃이삭. 성질이 약간 차고 맛이 쓰며 부인병, 피부병, 결핵 따위에 약재로 쓰인다.

英語ではcommon self-heal, heal-all。
中国や韓国では漢方として生産されているそうですが、欧米でも薬として使われてきたようですね。
花や茎の柔らかい部分はサラダにして、そして料理用のハーブとしても使えるそうですよ。

花期は6月から8月、そのあと地上部分が枯れてしまいますが、
冬至を迎える頃に地中で芽を出すというのです。
そんなことを見つけるなんてすごいな~と思いましたが、
漢方薬になる植物ということで、古い時代から観察の対象だったんでしょうね。
この候は中国のものとは違って日本の気候に合わせたオリジナルです。
七十二候に入るということは、日本でも古くから身近な生薬だったわけですね^^

今までに、「あ、これがウツボグサだ!」と自分の目で確認したことはありません。
初夏になって近所で目に付くのは、同じシソ科のヒメオドリコソウばかりなのです。(泣
土がいじられていない、山の方に行ったら出会えるでしょうか・・・。

昨日からずっと、牡丹雪がぼんぼんと降っています。大雪警報です^^;
それでも、ずっしりと重たい雪の下で春の準備を着々と進めているのを想像すると元気が出てきます^^
『一陽来復(四字熟語)』の方で卦について書きましたが、まさに「地雷復」のさまです。



そして今日は冬至。
個人的には一番めでたさを感じる日なんですよね♪
一年の始まりというと、新暦の1月1日のほかに旧暦の立春だったり、
占星術の世界では春分の日が始まりとされていたりします。
宗教的には太陽の動きとは関係ないものもありますね。

もし一年の始まりを自由に決めていいと言われたら冬至にします。(笑
今日を境にして光の量が増えていくわけです。めでたいです♪


柚子湯の風習はそれほど古くなく江戸時代からと言われていて、
1838年(天保9年)の江戸の銭湯で柚子湯をした記録があるそうです。
「冬至」と「湯治」をかけたという説もありますが、江戸時代の平和な雰囲気です^^
丸くて黄色い柚子は太陽のイメージですね。

「ん」のつくものを食べると「運が付く」とか。
南瓜(なんきん)・蓮根・人参・銀杏・ 金柑・寒天・ 饂飩(うんどん)

冬至の「と」に因んで、とうなす(カボチャ)・唐辛子・ドジョウ・豚汁などを食べるとか。

他にも小豆粥を食べるとかコンニャクを食べるとか、
いろいろ知恵を絞って、明るく元気に冬を乗り切ろうとしてきたんですね^^


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Comment

「うつぼぐさ」は、「うつぼ」から来ているものとばっかり思っていて、ちょっとなぁ、って(^^;)。違っていたのですね! これから印象が変わりますわ(^^)。

今ごろ発芽するから七十ニ候に入ったのですねぇ。

冬至はホントに待たれる日です! 太陽が恋しいですものねぇ、人間も植物も!

そうか、るるるさんの新年は冬至から始まるのですね!
ハーちゃんさま^^

魚のウツボもいますよね^^!
ウツボグサだけでなく、木の枝を見るとちょこんと堅い芽が出ていますよね~。
見ていると、頑張るぞ~とパワーが出てきます。
年末の仕事はもう少し残っていますが、気持ちはとってもフレッシュで、新年先取りです。(笑

  • 2014/12/22
  • るるる
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