「青天霹靂」

『青天霹靂  せいてんのへきれき』

快晴の空に突然、雷が鳴り響く。
突然の出来事。
また、急に受けた衝撃や打撃のこと。

霹靂
おお、これでよく分かります。(笑

「霹」は、かみなりの神。雷神。かみなりが落ちる。
「霹靂」は、急に激しくなる雷のことで、 
「はたたがみ」(はたたく神の意)、「かみとけ」(神解け)とも読むそうです。


出典は、陸游(りくゆう、南宋の政治家・詩人)の
『四日夜鶏未鳴起作』という詩。『九月四日鶏未鳴起作』とする人も。
中国語ではこの詩が見つからなくて、どちらが正しいのか分かりません^^;
陸游は、南宋四大家と呼ばれる中の一人だそうです。 


四日夜鶏未鳴起作  四日夜に鶏未だ鳴かざるに起きて作る

放翁病過秋 忽起作酔墨  放翁(ほうおう)病みて秋を過ぎ 忽ち起きて酔墨をなす
正如久蟄龍 青天飛霹靂  正に久蟄の竜の如く 晴天に霹靂を飛ばす
雖云堕怪奇 要勝常憫黙  怪奇に堕すと云うといえども 要は常の憫黙に勝(た)えたり
一朝此翁死 千金求不得  一朝この翁死すれば 千金求むるも得ず

放翁(陸游自身)は病床で秋を過ごしていたが、
あるときふと起き出して、酒に酔った勢いにまかせて筆を走らせた。
その勢いの凄まじさは、まさに久しく身を隠していた龍が天に昇り、
青天に雷鳴を激しく轟かせるかの如きものがあった。
自分が書いた詩はいささか怪しい趣きのものではあるが、
黙って見過ごしてもらうこともできようかと思う。
あるときこの老人が死んでしまったならば、
千金を積んだとしてももう求めることはできなくなってしまうのだから。


もとは違う意味だったのですね~。



청천벽력 [靑天霹靂]
푸르게 갠 하늘에서 치는 날벼락이라는 뜻으로,
뜻밖에 일어난 큰 변고나 사건을 비유적으로 이르는 말.
중국 남송(南宋)의 시인 육유(陸游)의 ‘9월 4일 계미명기작(鷄未鳴起作)’이라는 시에서 유래한 말이다.


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Comment

るるるさん、お暑うございます。
本日、うちの気温は32.6度まで上がりました。
汗っかきでない私も汗がダラダラ流れ落ちております。
しかし、午前中はまさに青天の霹靂で、突然雷が鳴り、一時強い雨が降りました。

霹靂、拡大していただき、ありがとうございます。
よく見ると、雨かんむりの下に書くものを覚えておけばOKですね。

ああ、暑い!!!
  • 2014/07/31
  • シフォン
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ひぃーっ。大きくするとこういう複雑な構造の字でしたか! 書けない...。

晴天に霹靂を飛ばす...。ふ〜む。

るるるさんは漢詩にも造詣が深くていらっしゃる! スゴいです(^^)。尊敬です(^^)。
シフォンさま^^

わ~、シフォンさんのところも暑いですね!!
本来「夕立」のはずなのに、今は時間を問わず大雨が降りますよね。
急な雷も怖いです~。
こちらも今日34度を超えました。暑さとともに湿気がひどいです・・・▼▼;

あ、ホントですね。雨かんむりの下だけ注目すれば覚えやすいですね!
よし、私も覚えました~♪
  • 2014/07/31
  • るるる
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ハーちゃんさま^^

漢和辞典で「靂」を調べたら、同じような「レキ」の字がたくさんあって混乱しました~。(笑
日本では使わない字もあるみたいです。

漢詩は高校で勉強したものくらいしか知らないのです。
あちこちで勉強させていただいて載せています~^^;
漢詩を勉強するのも楽しいです♪
  • 2014/07/31
  • るるる
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