「意馬心猿」

『意馬心猿 いばしんえん』

心が煩悩や欲情などに乱されて落ち着かないこと。
またそういう心を抑制できないこと。
仏教のことばで、
走りまわる馬や騒ぎ立てる猿を鎮めるのは容易でないという意から。
「心猿意馬」とも。


初めて見る言葉はいつも解説を読む前に意味を想像してみるのですが、
今回もやってみましたよ。
「速く走る馬や知恵の働く猿のように有能な人と協力して問題を解決すること」

まったくハズレ!!(笑


出典は、『敦煌変文集』の維摩詰経講経文(ゆいまきつきょうこうきょうもん)。
敦煌文書は、1900年に中国の莫高窟で発見された大量の文書類。
その中の変文というものが1957年に編集されたのだそうです。
井上靖が敦煌文書を題材に小説『敦煌』を書いていますね。

また出典を「参同契 さんどうかい」としているものもありました。
如し其れ心猿定まらず、意馬四馳すれば、則ち神気外に散乱す
参同契は、曹洞宗において朝夕読誦する最も重要な経典のひとつだそうです。

この2つに関係があるのかは分かりません、すみません^^;



対語

『虚心坦懐 きょしんたんかい』 
『虚心平気 きょしんへいき』
心になんのわだかまりもなく、気持ちがさっぱりしていること。
心にわだかまりがなく、平静に事に望むこと。また、そうしたさま。
「虚心」は心に先入観やわだかまりがなく、ありのままを素直に受け入れることのできる心の状態。
「坦懐」は心が広くわだかまりがなく、さっぱりとした心。平静な心境。



『明鏡止水 めいきょうしすい・めいけいしすい』
邪念がなく、澄み切って落ち着いた心の形容。
「明鏡」は一点の曇りもない鏡のこと。
「止水」は止まって、静かにたたえている水のこと。

出典は『荘子』徳充符。
「徳が充実したしるし」という意味の編だそうで、
兀者(ごっしゃ)と呼ばれる、罪を犯して片足を切り落とされた受刑者が登場するのですが、
その中の一人、魯国の王駘(おうたい)という兀者は孔子が弟子入りしたいと思うほどの人物。
その人物を孔子が形容する言葉の中に「明鏡止水」が出てきます。



『光風霽月 こうふうせいげつ』
さわやかな風とさえわたった月。
性質がさっぱりとしていて、わだかまりがないこと。

出典は、『宋史』周敦頤(しゅうとんい)。
黄庭堅(こうていけん)が周敦頤の人柄をこのように形容して褒めたのだそうです。
周敦頤は北宋の儒学者(1017~1073)。
生前はあまり注目されず、没後に評価されたそうです。
黄庭堅は同じく北宋の書家・詩人・文学者(1045~1105)。
黄庭堅が周さんのことを「光風霽月」と言ったのが彼の生前だったらいいなぁ、と思います^^



『晴雲秋月 せいうんしゅうげつ』
心に汚れがなく、澄みとおっているたとえ。
「晴雲」は、晴れた空に浮かぶ白雲のこと。
「秋月」は、秋の澄んだ空にかかる月の意。

出典は、『宋史』文同伝(ぶんどうでん)。




의마심원 [意馬心猿]    심원의마 [心猿意馬]
[불교] 뜻은 날뛰는 말과 같고, 마음은 떠드는 원숭이와 같다는 뜻으로,
사람의 마음이 욕심 때문에 항상 어지러움을 비유적으로 이르는 말.

명경지수 [明鏡止水]
맑은 거울과 고요한 물처럼 잡념과 허욕이 없는 깨끗한 마음을 비유적으로 이르는 말

허심탄회 [虛心坦懷]
따로 품은 생각이나 거리낌이 없이 솔직하다,
품은 생각을 터놓고 말할 만큼 마음에 아무런 거리낌이 없고 솔직함

광풍제월 [光風霽月]
(1)마음이 넓고 쾌활하며 시원스러운 인품을 비유적으로 이르는 말.
(2)비 온 뒤에 맑게 부는 바람과 밝은 달.


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Comment

これは全く初めて見る四字熟語でーす(≧∇≦)。

るるるさんみたいに、まず「どんな意味かな」って考えるの、面白いわねー! 当たらなくても、かえって覚えるかも知れないし(^_^)。

変文からして検索してみました(~_~;)。知らない事だらけ〜!

でも、知る事は楽しみでもあるから! むふふふふ。
  • 2014/06/28
  • ハーちゃん
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ハーちゃんさま^^
ハーちゃんさんがご存知ないものは、使用頻度が低いということですね~。
わははは、遊んでばかりで全然頭に入らないという・・・(笑

変文、私も調べるまで知らないものでした。
説明を載せない怠け者でスミマセン。
知ることは楽しいですね。知らないことがあり過ぎて大汗かきつつですけど~^^
  • 2014/06/28
  • るるる
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