第8課 いかがでしたか?

あ~、なんだかもの凄いスピードで1週間が過ぎた気がします^^;

「使える!伝わるにほんご」、今回は程度の表し方とナ形容詞の過去形です。

「ナ形容詞」 + でしたか?
はい、「ナ形容詞」でした。 / いいえ、「ナ形容詞」ではありませんでした。

 A: 旅行はどうでしたか? 海はきれいでしたか?
 B: はい、きれいでした。
 A: 空もきれいでしたか?
 B: いいえ、空はきれいではありませんでした。 (どこに行ったんでしょう^^;

形容詞には、いいイメージを表すものと悪いイメージを表すものがある。
 ホテルはきれいでした。
 でも不便でした。
 料理はおいしかったです。
 でも(値段が)高かったです。


副詞は、形容詞の程度を表す。

「とても」「ぜんぜん」は、いい意味・悪い意味の両方に使える。
 とてもきれいです。 / とても寒いです。
 ぜんぜんきれいではありません。 / ぜんぜん寒くありません。

いい・悪い、「です」・「ありません」の違いで使える副詞が違うことに注意。
 少し + 「悪い意味の形容詞」です。   少し寒いです。
 あまり + 「良い意味の形容詞」ではありません。  あまり素敵ではありませんでした。


今回の「にほんごの泉スタジアム」は、程度を表す言葉について。

・「ぜんぜん+否定形」と習ったが、「ぜんぜん大丈夫」は使える?
第2次世界大戦より以前は「全然新しい」という言い方があったけれど
戦後には「全然+否定」の表現が多くなったそうです。
これは私も聞いたことがありました。
飯間先生も、「ぜんぜん丈夫」 「ぜんぜん来てください」 「ぜんぜんいい」 容認派です^^

・「もうかりまっか?」と聞かれて、とても儲かっているのに
  「まあまあでんがな」と答えるのはなぜ?
飯間先生のお答えは、
「もうかりまっか?」と聞かれて「はい」と答えると恨まれる恐れがあるから。(笑
続いて興味深かったのが、
テストで90点取っても「まあまあ」と言う人がいる、ということに対してナジミさんが

「世界中で賞賛されている日本人の『謙譲の美徳』から来ているのでは?」

ええっ、世界中で賞賛されていたんですか?!
ぜんぜん知りませんでした~!ビックリです^^;
あまりにも「謙譲」過ぎて、何が本心か分からないという意見も聞いたことがあります。
これとは別なケースかもしれませんね^^

・「あんまり」は「少ない」の意味なのに、
 「好きじゃない」よりも「あんまり好きじゃない」の方がよりひどく聞こえる。
 そうそう、「少しは好きなんだ」と思っていたのに~、と周りの皆さんも同調^^;

これもとっても面白かったです。
先生のお答えは、
程度まで詳しく言うことによって、嫌な気持ちが「詳しく」伝わってしまう。
また、「とても嫌いです」の意味で使うこともある。
逆に、
「私はアカキさんのことが少し好きになりました。」と言うのは
かなり好きだろうと。(頬を染めるアカキさん?!

「あまり」「少し」って、深いですね~。
「大嫌い」と言うと角が立つので「あまり好きじゃない」とやんわり言って、
でも程度の副詞を付けることによってある意味「きちんと」嫌な気持ちを伝えるんですね。
こんなに深く分析したことありませんでした。
でも言われてみると納得します。
自分の場合は「あ~んまり好きじゃないかな~^^;」と「あまり」をちょっと強く言うかも。
本当に言葉どおり「少しは好き」なら
「たまにこんな時に食べるかな」 「こういう場合にアクセントに使ったりするけど」など
別な言い方をしているような気がします、振り返ってみると^^

・「このお料理、少しひどいですね。」と言われたので
 盛り付けを「少し」直して出したらひどく怒られた。
・上司から「少し頭を冷やせ。」と言われて、どこまで頭を冷やしたらいいのか分からず
 「すみません、何度頭を冷やしたらいいですか?」と訊いてしまった。
 
この場合の「少し」は「わずか」という意味ではなくて、「ひどい」ということを強調している。
この使い方、もしかしたら辞書にあるかな~と思ったのですが
手持ちの辞書にはありませんでした。


程度を表す言葉には微妙なニュアンスの違いがある。
う~ん、そんなこと言われると、また外国人の皆さん悩んじゃいますね^^;
私も悩んじゃいます。(笑
最後に出てきた例文が、
「激しい怒りをちょっと感じる」
これ、間違った表現じゃないかと思ったのですが、先生によると
この「ちょっと」も「少し」という意味ではなく、全体を漠然と強調しているのだそうです。
はぁ~、日本語は深いです…。


アゼルバイジャンのムラドリさんが
和服を着て日本語弁論大会に出ている姿に感動しました。
ナジミさんの「謙譲の美徳」もそうですが、
日本語が日本国外でどんな風に受け止められているか、
どれくらい広がりを見せているかについて
あまり知らないんだな~と感じました。
そう言えば、
「アナと雪の女王」の主題歌で松たか子さんの歌声が海外でとっても人気で
「日本語覚えたい!」
なんていうコメントもいくつか見かけたんですよね。
この反応も新鮮で、日本人として嬉しかったです^^

最後に、アカキさんの大発見!
「少」という字が人の顔に見える!
「少」の字の横で「少」の顔真似をするアカキさん♪
嬉しいな、私と同じです。
私も韓国語を始めたばかりの時、
「호」が犬の正面の顔に見えたり「죠」がペンギンに見えたりしました。(笑

おまけ。
夢子さんがブログをお持ちでした^^ 


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Comment

るるるさん、こんにちは♪
先週見忘れて、2週間ぶりで見ました。

今回「おっ!」と思ったのは、まず『謙譲の美徳』
ナジミさんはいつも鋭く深い解釈を述べますよね。
あと、強調の「少し」や「ちょっと」です。
そう言われると、「この料理、少しひどい」「少し頭を冷やせ」にしても、
「激しい怒りをちょっと感じる」にしても
「ちょっと」が入らないほうが冷静な感じに聞こえませんか?
「ちょっと」を入れることで、感情的に聞こえるみたい。
『謙譲の美徳』で「少し」「ちょっと」を入れても逆効果かも??(苦笑
  • 2014/05/30
  • シフォン
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いやぁ、奥が深いですねぇ、副詞!

「ぜんぜん」は「〜でない」が続くのが正しいと思っていましたが、昔はそうではない使い方もしていたんですねぇ。

じゃ「ぜんぜんOKよ」も良いわけなんですねぇ。

호ですが、たしかに犬の顔みたい。鼻の割れてるところがねー(^^)。

ある作家が、ヤシの木は「笑」に見えるって言ってましたっけ。ヤシの木の上のほうの葉っぱの茂みのことですね(^^)。
シフォンさま^^
こんにちは~♪
そうですよね~、ナジミさんはじめ鋭い指摘が多くて、
母国語として楽に使えても、あまりにも何も考えずに使っている自分に気づかされます^^;

「少し」「ちょっと」は面白いですよね^^
「ちょっと」と言うことで、実のところは爆発しそうになっている怒りを
抑えようとしているのかも、なんて思いました~。(笑
  • 2014/05/30
  • るるる
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ハーちゃんさま^^
私も学校でちゃんと「ぜんぜん+否定」で習ったと思います。
でも「ぜんぜんOK」のようですね~。(笑

「笑」、あ~、ヤシの木に見えます^^!サワサワという音が笑っているように聞こえてきそうです。
いろいろな漢字を連想すると楽しそうですね♪
「호」の犬の感じ、分かっていただけて嬉しいですっ。(笑
  • 2014/05/30
  • るるる
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