「雲泥万里」

『雲泥万里  うんでいばんり』

空の雲と地上の泥はきわめて遠い距離にある。
非常にかけ離れていること、へだたりのはなはだしいことのたとえ。
「万里」は一万里、また、きわめて遠いこと
『雲泥之差 うんでいのさ』を強調したことば。
「月とすっぽん」と同意。



語源とされるのは、白居易(772~846)の詩「傷友」の一節、
「今日長安の道、対面雲泥を隔つ」。

詩の全文は、中国語のサイトに載っているのですが自力では読み下せません^^;
日本で最古の使用例は、菅原道真作の漢詩文集『菅家文草』にある
「雲泥、地の高く卑きことを許さず」という句だそうです。


また『後漢書』矯慎伝(きょうしんでん)も出典として出てきます。
雲に乗り泥を行きて棲宿(せいしゅく)同じからずと雖(いえど)も
あなたと私は雲に乗る竜と泥の中を這はう亀ほどかけ離れたところに棲すんでおりますが

後漢書が編まれたのは5世紀なので、こちらの方が早いことになりますね。



천양지차 [天壤之差]
하늘과 땅 사이와 같은 엄청난 차이



私「万里」という言葉が好きで、
万里と聞いただけで、果てしなく広がる空と大地の世界に意識が飛んで行ってしまうのです^^;
「雲泥万里」も、ついつい悠久の大自然を思い浮かべてしまいます。(笑


関連記事

Comment

私はやっぱり「万里の長城」か「米原万里さん」かな(^^)。

どうも「万里」からは、中国からモンゴルあたりを連想してしまいます。なぜ〜?
ハーちゃんさま^^
あ、実は私も両方とも思い浮かびましたよ^^ ハーちゃんさん米原万里さんお好きでしたよね^^
そしてやっぱりモンゴルの草原ですね~。
音楽をつけるなら、ボロディンの「韃靼人の踊り」です♪
  • 2014/04/19
  • るるる
  • URL
  • Edit
Comment Form
公開設定