「家書万金」

『家書万金 かしょばんきん』

家族からの手紙は何よりも嬉しいということ。
「家書」は家族から届いた手紙。
「万金」は大金の意。

旅先などで一人寂しい時に家族からの手紙は嬉しい、という感じで使うようです。
う~ん、今の時代メールもできればビデオチャットもできるし、昔ほど淋しくないのかも。(笑
でも、手書きのお手紙には格別の温もりがありますね^^


出典は、杜甫の「春望」。

國破山河在  国破れて山河在り  国は崩壊してしまったが、山や河は変わらず、
城春草木深  城春にして草木深し 長安では春が訪れ草木が青く茂っても人影すらない。
感時花濺涙  時に感じては花にも涙をそそぎ  戦乱の時世の悲しみに美しい花を見ても涙がこぼれ、
恨別鳥驚心  別れを恨んで鳥にも心を驚かす  家族との別れを恨み悲しんで鳥の鳴き声にすら心が痛む。
烽火連三月  烽火 三月に連なり  幾月が経ってものろし火は消えることはなく、
家書抵萬金  家書 万金にあたる  家族からの手紙は届き難く、万金にも値するように思われる。
白頭搔更短  白頭掻けば更に短く  心が痛んで白い頭を掻けば髪の毛がどんどん抜け落ち、
渾欲不勝簪  渾て簪に勝えざらんと欲す  冠を留めるかんざしも挿せなくなってしまいそうだ。



가서만금 [家書萬金]
여행 중에 가인(家人)으로부터 서신을 받으면 그 기쁨이 만금을 얻는 데 해당한다.


関連記事

Comment

杜甫の有名なこの詩から出た熟語でしたか!

って、知らなかったんですけどね(^^;)。

今、ホント、家族からの手紙を受け取ることって稀ですよねぇ。あ、私たまに母にハガキを書くことはあります。ネットをしませんからねぇ(^^;)。喜んでくれてるのかなぁ...。

るるるさんはいかが?
ハーちゃんさま^^
私も改めて詩を読んで、あ~そうだった、学校で勉強したなぁ…と遠い目をしています。(笑

家族間の手紙のやりとり…米国の家族にはカードを贈ったりしますがそれくらいです^^;
お母さま、お手紙喜んでくださっていると思います。やっぱり手紙ってもらうと嬉しいですよね。

今はネットの普及で手紙を書くことが減ったので、
そういう意味でも手紙は「万金」かもしれないですね~。(笑
  • 2014/04/05
  • るるる
  • URL
  • Edit
Comment Form
公開設定