上橋菜穂子さんおめでとう♪

昨日のニュースに嬉しくて嬉しくて万歳三唱しました~♪
児童文学作家の上橋菜穂子さんが国際アンデルセン賞を受賞されました^^!
この賞は「小さなノーベル賞」とも呼ばれる栄誉あるもので、
日本人の受賞は、まどみちおさんに次ぐ2人目だそうです。

上橋さんは「獣の奏者」のシリーズや「守り人」のシリーズなどのファンタジー小説で知られていて
既に国内外の数々の賞を受けていらっしゃいます。




私、上橋さんの描く世界に惚れております♪

中学の頃、友人に勧められてトールキンの「指輪物語」を読んだのですが入り込めませんでした。
その後、栗本薫さんの「グイン・サーガ」も途中で挫折しました。
そんなことから、自分にはファンタジーとの接点はないのかも…
とずっと思ってきたのです。
単に自分に持続力が欠けていたのかもしれないし、
タイミングの問題だったのかもしれないんですけどね^^;

上橋さんの小説は、出会った途端にぐいぐい引き込まれていきました。
中でも一番好きなのは守り人シリーズなのですが、
第一作「精霊の守り人」の書き出しはこうです。


バルサが鳥影橋を渡っていたとき、皇族の行列が、ちょうど一本上流の、
山影橋にさしかかっていたことが、バルサの運命を変えた。


翻訳家の神宮輝夫さんが解説に書いていらっしゃるように
小説の冒頭から物語が始まるのではなく、
もう既に始まっている物語の中にポーンと放り込まれるのです。
私もまずこの1文に心を掴まれました。

ファンタジーにはその物語独自の人名や地名や物の名前などが出てくるわけですが、
今まではそういった物語の中の「約束ごと」との距離が縮まらなかったのに、
上橋さんの小説では耳慣れない言葉たちが何の違和感もなく、
あっという間に自分の体の一部になってしまうのです。
物語中に出てくる不思議な名前のお料理もみんな美味しそうで、
「バルサの食卓」という、物語中のお料理や携帯食を再現したレシピブックも出ているんですよ^^

「守り人」シリーズの主人公、短槍使いの女用心棒バルサがとにかく素敵です^^
強くて、心はどこまでも温かい。
そして、ただ活躍の場面がカッコいいだけではなく、
悲愴な生い立ちを持ち、自分の内面とも戦いながら生きているところや
用心棒稼業の中、女性であるという問題と体力の限界を予感するところなどは
まるで自分のことのように真剣に考えさせられてしまいます。
幼なじみの薬草師タンダや呪術師トロガイ師、バルサの育ての親ジグロなど、
バルサを取り巻く人々の深い思いにも触れることができます。

児童文学のジャンルで、「守り人」のように主人公が大人というのは珍しいそうです。
ハードカバーは図書館でも児童書のコーナーにありますが、
文庫版のほうは大人向けに振り仮名を外してあります。漢字も増やしてあるのかな?
児童文学の域をふわりと超えて、ファンの年齢層も幅広いようです。


実は、あまりの嬉しさに頭の中が守り人の世界で一杯になって、昨日の夜は眠れませんでした。
で、今朝は少々寝坊しました^^;


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Comment

ええっ、用心棒稼業ですって! 女性が!

私もファンタジーは弱いなぁ、と思っていましたが、図書館で借りて読みたくなりました(^^)。

順序があるんですね? まず「精霊の守り人」から読んでみますね(^^)。

栗本薫さんの「グイン・サーガ」ですが、栗本さんのエッセイ集にしょっちゅう出て来ました。なんでもすごーく長く続いているんでしょう?

この受賞のニュースも新聞に大きく出ていましたから知っていたのですが「児童文学かぁ」って思っていたのね(^^;)。失礼しましたー!

ハーちゃんさま^^
ちょこっとでも上橋さんの魅力が伝わっていたら嬉しいです♪
シリーズは、どの巻から読んでも楽しめると思いますが、出た順番が一番良いかもです。
ハーちゃんさんもバルサに惚れこんじゃうかも…?!笑

グイン・サーガは100巻を超えていますもんね。
栗本さんがご存命でいらしたら何巻まで続いたのでしょう。
いつかまた手に取ってみたいです^^
  • 2014/03/27
  • るるる
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もう予約しましたっ(^^)。

お隣の中央図書館にありましたから、明日は取りに行けます。むふふふふ。
ひゃ~~~、なんという早業!!
ハーちゃんさんの行動の早さを見習いたいと、いつも思っています^^

ハーちゃんさんの好みに合っていると良いですが…楽しんでくださ~い♪
  • 2014/03/28
  • るるる
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