「曲学阿世」

『曲学阿世 きょくがくあせい』

学問の真理にそむいてまで、世間におもねるような説を唱えること。
また、その時々の権力者は時代の風潮に迎合するような言動をすること。
「曲学」は心理を曲げた不正な学問。
「阿世」は世の中におもねること。

一日に四合というのを、三合と書きかえるのは、曲学阿世の徒のすることです。(井伏鱒二『黒い雨』より


「史記」儒林伝から来ている言葉だそうです。

「阿」の字の意味ってなんでしょう?
①おもねる。へつらう。自分の気持ちを曲げて従う。
②くま。湾曲して入りくんだ所。
  丘陵や河川のくま。
  奥まってかくれた所。陰になって暗い所。
③おか。大きい丘。
④のき。ひさし。また、棟(むね)
⑤よる。よりかかる。

因みに名字の「阿部」の由来は
神をもてなす饗えから来ているとされる。古代の膳(かしわで)に関係があるとされる。
アイヌ語で「あぺ」は火の神で日祭が語源ともされる。
ということです。
名字由来netさんより。
こちらのサイト、自分の名字やいろいろな名字のルーツが分かって面白いです^^


追記。またうっかり忘れてました^^;

곡학아세 [曲學阿世]
바르지 못한 학문으로 세속(世俗)의 인기에 영합하려 애씀.


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Comment

なーるほど。って初めて知ったのですが(^^;)。「黒い雨」実は読んでいません。なんか読むのがコワくて...。

だけど私の好きな武田百合子さんがこの本を毎年夏になると読んで「何度も笑って泣いた」って書いてらして気にはなるのですが。読まないといけない本だとはわかっているのに読めないでいます(^^;)。

「阿」の字にはそういう意味があるんですねぇ。なんとなく不思議なかっこうの字ですよねぇ。なんか生理的にしっくり来ない形だと思っちゃうんですけど(^^;)。ふふふ。
ハーちゃんさま^^
漢字って、じ~っと見てるとだんだんとよく分からない不思議なものに
見えてくることがありますよね。(笑

「黒い雨」は、丹田にぐっと力を入れないと読めないような本ですよね。
私は武田百合子さんを読んだことがなくて^^;
他の人のエッセイで取り上げられていたのを読んだことがあるだけなので
「富士日記」や「犬が星見た」など、ちゃんと読みたいです^^
  • 2014/03/07
  • るるる
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そうですね。漢字って不思議な字ですよねぇ、世界的に見ても(^^)。

武田百合子さん、私がいーちばん好きなエッセイストです! 「富士日記」「犬が星みた」「日々雑記」は持っていて何度読んだかわかりません。

大作家の奥様、ということで、創造力貧困な私は「夫の3歩うしろを歩く着物姿の女性」ってイメージを描いていたの(^^;)。ところがどっこい、とんでもない! そのイメージとのギャップにショックを受けたくらいです(^^;)。

ぜひぜひ読んでみてね〜。図書館にあると思いま〜す(^^)。

これから私には珍しくめまぐるしい一日になりそうです(^^;)。
ハーちゃんさま^^
わ~、一番のお気に入りなんですね^^
とっても不思議な魅力のある方だな~と思っていました。
まずは図書館の予約リストに入れましたよ♪

お忙しい週末ですね。
東京もまた雪が降ったんですね!どうぞお気をつけて~^^!
  • 2014/03/08
  • るるる
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