「判官贔屓」

『判官贔屓 ほうがんびいき』

不遇の英雄や弱い者、
また実力や才能はあるのにそれに見合った待遇の得られない者たちに
同情心や贔屓心を持つこと。
またそのような気持ち。
悲劇の英雄として愛されてきた源義経が判官職であったことから生まれたことば。



「判官 ほうがん」は「はんがん」の音変化。
1.四等官の第三等官。特に衛府の尉(じょう)であって検非違使を兼ねる者。
2.源義経の通称。

「勧進帳」や「義経千本桜」など
義経の伝説を題材とした演目を「判官物 ほうがんもの」と言いますね~^^

義経は木曽義仲討伐と一の谷の戦いの功績から
後白河法皇により左衛門少尉(判官)と検非違使に任ぜられますが、
そのことで面子をつぶされた兄頼朝と不仲になってしまうんでしたね。
その後、後白河法皇が態度を翻して義経捕縛の院宣を出したことによって兄に追われ
平泉で自害。
最初はとっても仲が良かったのに、
弟分が有能すぎてしまったが故の悲劇なんでしょうか。
きっとそれだけではないですね。
この時代も人それぞれの思惑が複雑に絡んでいて、
時代の流れの中で起きてしまった逆らい難い悲劇だった
と言った方がいいのかもしれませんね^^;


ところで「贔屓」という漢字、貝が4つもあるんですよね!
貝といえばお金ですが…。
調べてみたら、
もともとは「ヒキ」と読んで、
力を出すさま。つとめるさま。また、力のあるさま。
部首の「しかばね」は人体。
貝は財貨が多いさま。
財物をかかえこんでしまったさまから、気力をふるいおこすの意味を表す。
「ヒキ」は、力む時に出す声の擬声語。

これが日本では「ひいき」と読まれ、
自分が好意を持つ人に特別に力を入れる、便宜をはかる
という意味になったそうです^^


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Comment

あ、ほうがんのほうが「音変化」なんですね? そう言えばそうですね(^^;)。

たしかに「貝」がいーっぱい! そしてね、この字、書けません!

日本人は「判官贔屓」かな(^^)。
  • 2014/02/21
  • ハーちゃん
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ハーちゃんさま^^
ほうがんの方が言い慣れてますよね。(笑
贔屓、私もやっと自信を持って書けるようになったと思います^^;

義経の伝説がたくさんあるところを見ると、
日本人はこういうシチュエーション好きみたいですよね^^
  • 2014/02/21
  • るるる
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