「捲土重来」

『捲土重来 けんどちょうらい けんどじゅうらい』

一度敗れたり失敗した者が再び勢いを盛りかえすことのたとえ。
一度静まった土煙が再び巻き上がるという意から。

類語 「起死回生」
対語 「再起不能」




杜牧 とぼく (803-853 晩唐期の詩人)の
「題烏江亭」という詩から来ているそうです。

題烏江亭       烏江亭に題す

勝敗兵家事不期   勝敗は兵家も事期せず      戦の勝敗は兵法家であっても予測できるものではない
包羞忍恥是男児   羞を包み恥を忍ぶはこれ男児  羞恥を耐え忍んでこそ男児というもの
江東子弟多才俊   江東の子弟才俊多し       江東の子弟には優れた人材が多かった
捲土重来未可知   捲土重来も未だ知るべからず   砂塵を巻き起こす勢いで再度立ち向かったら
                              どうなっていたか分かるまい

項羽は垓下の戦いで劉邦に敗れて烏江まで逃れてきました。
結局項羽は命を落としますが、
逆転劇を仮想して詩に詠んでいます。

学校で勉強した遠い記憶が…。
杜牧の「江南春」が好きでした^^


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Comment

ははぁ、この詩から来ていたんですね。三国志と関係のある...。

しらべたら「江南春」の詩、最後のところだけ、うっすら記憶にあるような、無いような(^^;)。

るるるさんは漢詩にもお詳しいのねー!

それにしても、四字熟語って、奥が深いですねぇ。
  • 2014/01/22
  • ハーちゃん
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ハーちゃんさま^^
ホントに四字熟語、深いです^^;
でも元をたどっていくのは楽しいです♪
「江南春」は漢詩の勉強の定番みたいですね^^

漢詩は全然詳しくないんですよ~。
韓国語を始めたら漢詩や中国史についても興味が湧いてきた感じなのです。(笑
  • 2014/01/22
  • るるる
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