母をお願い / 申京淑

  • Date:2013.02.02
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今日は珍しく仕事なし。
丸々一日を自由に使えるなんてそうそうないぞ♪
ということで、
オヤジのお弁当を作り掃除洗濯をさっさと済ませて、今日は「読む日」にした。
一日中読書をするなんて、どれくらい振りだろう。
前回は…と思い出そうとしても記憶になーし^^;

この週末で読みきってしまいたかったのよね。
ギョンスクさんの「仕掛け」のせいだと思うけれど、
オンマと家族たちと、自分の距離がとても近くて、
この非常事態がどうなっていってどう終結するのか気になって仕方なかった。
そんな気持ちを引きずったまま次の教材の小説に入れるほど
自分が器用でないことも分かっていたし。

4つの章で次々と明らかになっていったオンマの壮絶な人生は、ショックだった。
でも、
オンマの人生に対して「壮絶」なんていう言葉を使うと、オンマに、
やめとくれよ、そんなんじゃないよ
と言われるような気もした。
エピローグで兄が同じようなことを言った。
「オンマの一生を苦痛と犠牲によるとのみ記憶するのは、
ぼくたちの思い込みかもしれない」
それで少しほっとできた。

この間も書いたけれど、
日本語で読むと、どうしてこんなにすらすら読めちゃうんでしょうかね~。
これが日本語の環境で生まれて育って数十年生きてきたってことか…
と、当たり前のことが当たり前とは少しずれて、
感慨深く感じられもして奇妙な気分。
英語の原書や訳書を読んでもそんなふうには感じてこなかったな。
それは英語が学校教育に組み込まれていて
外国語という括りの中では特別な位置だったからかもしれない。

日本語で読んでいても、韓国語の匂いが漂ってきた。
翻訳の中に原語の気配がすることは多いけれど、
元の言葉を知らないと、おぼろげに感じるだけで正体がつかめなかったりする。
でも、言葉を少しでも知っていると、
すりガラス越しの輪郭や色が確認できるくらいには感じられる。
それが楽しくて、
やっぱり言葉を勉強するって面白いなーと思った^^


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