オルソ(甘い麦粥)。

「バルサの食卓」より、オルソです。
麦粥です。




バターで炒めた押し麦を水で煮て、更に牛乳を加えて炊いていきます。
塩で味をととのえ、カシューナッツ、くるみ、レーズン、パルメザンチーズをトッピング。
今回はレーズンの代わりにワイルドブルーベリーを使いました。
蜂蜜をかけていただきます。

守り人シリーズ著者の上橋菜穂子さんは、
イギリスでポリッジを食べた時は美味しいと思わなかったものの、
オーストラリアで食べた時にはとても美味しいと感じたそうです。
その時のポリッジにはバターとブラウンシュガーがのっていて、
それに冷たいミルクをかけて食べたとのこと。
オルソと似ていますね^^

私はイギリスのポリッジは食べたことがないのですが、
一時アメリカのオートミールにはまって毎朝食べていました。
そしてある朝、ぱたっと突然食べたくなくなってしまったのです。
食べ過ぎて飽きてしまったんでしょうかね^^;

今でもオートミールは食べたい気持ちにならないのですが、
このオルソは美味しく食べています。
よく煮えてぷっくりと膨らんだ麦の弾力が楽しいです。
軽く塩味をつけますが、麦と牛乳の甘み、そしてドライフルーツと蜂蜜の甘さが
引き立ってとても良いバランスです。
ナッツの香ばしさ、チーズもよく合います。
ちなみに押し麦は大麦、オートミールは燕麦です。
イギリスのポリッジもアメリカと同じくオートミールを使いますが、
他にも小麦や米、とうもろこしなどでも作るようです。



第一作「精霊の守り人」でお粥を食べる場面。
春になったらラルンガとの対決が待っている、その前の冬の緊張感の中で
タンダとバルサがお粥を食べながら落ち着いたひとときを過ごします。
タンダが言います。
「この修羅場を生きのびたら、ずっと三人で、この冬みたいに暮らさないか」

バルサは何と答えたのだったかな。
本を開きたいのですが、ワンコオヤジが出張のお供に持って行ってしまったので
手元にありません^^;


「神の守り人」でタンダは、
罠にはめられ瀕死の状態で発見されたバルサを必死に治療、看病します。
回復してきたバルサにまず出してやった食べ物が、甘い麦の粥です。
乳がたっぷり入っていて、蜂蜜がかけてあります。
守り人に牛が出てきた記憶がないのですが…ヤギの乳かな。
あ、チャグムが暗殺未遂に遭った時、チャグムは牛車に乗っていたのでした。
ロタにはシク牛がいるし、ラクァというチーズは牛の乳から作ります。
いますね、牛。(笑


登場するお粥はタンダのお手製です^^
タンダはずっと、幼なじみのバルサを気遣い大切に思っている。
バルサにとってもタンダが大きな存在であることは間違いないのだけれど、
自分の身の上を考えると自ら寄り添っていくことはできない…。
カンバルで起きたクーデターのため父を殺され、
現カンバル王からジグロと共に命を狙われる日々。
幼少の頃から、父親の友人で今や育ての親となったジグロと旅を続け、
ジグロが死んでからはたった一人で用心棒稼業をしながらさすらう。
緊張の連続、旅につぐ旅、それが日常となってしまったバルサには
ひとつところに落ち着いた穏やかな生活は、容易に想像できるものではないでしょう。
タンダを危険に巻き込みたくない思いもあるんでしょうね。

一緒にいるのはいつも短い間ですが、それでも二人の強い絆は疑いようもありません。
バルサは罠にはめられ、傷を負った身で吊り橋から真冬の川に飛び込みます。
その夜、タンダの夢には少女時代のバルサが現れます。
まだ華奢な体つきだったバルサの、青ざめて、ずぶ濡れでガタガタ震えている姿を見て
タンダは跳び起き、ただならぬ事態に陥っているのではないかと不安に襲われます。
生死の狭間を漂いながら、心の深い所でタンダの名前を呼ぶバルサ。(私の想像です
それをキャッチするタンダのアンテナ。
こんな二人がどうなっていくのか、それも気になりつつ読んでいた守り人シリーズでした。



実は、昨日11日に放送された第4話はまだ見ていません。
3話まで見た時に、ふと思ったのです。
このまま見続けると、原作を読んだ時に自分で感じた空気や光や匂いを
ドラマの映像がかき消してしまうかもしれない…。
シーズン1を見た時は、そんな心配はなかったのです。
原作の第一作目「精霊の守り人」は何度も何度も読んだので
原作の印象とドラマの印象はきちんと別々に頭の中に残っているのですが、
二作目以降はちょっと自信のない部分があります^^;
原作を読んで頭に浮かんだ映像はしっかり持っていたいので、
もう一度原作を読んでからドラマを見るつもりです。


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Comment

なんと体に優しそうなお粥...。

私思うんですが、るるるさんのブログ、本にできないかな、と。写真も文章も素晴らし過ぎるから! より大勢の人に読んでもらいたいです!

原作とドラマ、原作と映画など、やっぱり原作を先に読んでいるとドラマ化された時の配役などに違和感を感じることがほとんどですね。

映像を目にしてしまうとその印象がどうしても強くなるから、やはりもう一度原作をお読みになってからドラマのほうをご覧になったほうが良いかな(^^)。
ハーちゃんさま^^

わわ、ハーちゃんさんにそんなふうに言っていただけて、この上ない光栄です(*^^*)
ハーちゃんさんこそ、早くプロのニッターとしてデビューしてください~。
私、心からその日を待っているんです♪

ドラマの中のバルサやチャグム、タンダ、トロガイ、ジグロ、ジン…みんな素敵で大好きです。
新ヨゴやロタの町並みもよく出来ていて、VFXも素晴らしいですが、
私の頭の中に浮かんだ世界とはやっぱり少し違うんですよね。
ほんとうに、映像の影響力は大きいですね~。
  • 2017/02/12
  • るるる
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