節分も少しずつ変化して。

恵方巻をおすそ分けで頂くことが多くなり、
ここ数年は毎年恵方巻を食べて節分を過ごしています。
でも黙って食べるというのはしていません。
方角もあまり気にせず、適当に切り分けて美味しく頂きながら
ゆる~く付き合っています^^

コンちるも恵方巻を楽しんでいます(笑
雑穀米と犬用のジャーキーでのり巻きを作りました。
ぱくぱく♪

170203(2).jpg 



今年の恵方は「北北西よりやや北」
最近はただの「北北西」ではなく、もっと詳しく言うようになったようですね。

恵方というのは陰陽道の思想から来ていて
その年の歳徳神、年神さまがいらっしゃる方角のことです。


170203.png


東洋の方位です。
中央に一番近い8つの方角(乾兌離震巽坎艮坤)は易経の八卦を方角に当てはめたもの。
その外側では十二支で12方位を示しています。
一番外側は八卦のうちの4つと十干のうちの8つ、そして十二支を使って方角を24に分けています。
今年は丁酉年(ひのととり)ですが、丁の年に神さまがいらっしゃる方角が24方位での「壬」。
真北を0°とした時に北北西は337.5°
「壬」は345°なので、その差を「微北、やや北より」と言っています。
現代の日常で使う方位は4方位、8方位、16方位、一番細かくて32方位。
そのため東洋の12方位、24方位とは一致しない部分があります。
ここまでしっかり方角を確認して恵方巻を食べたら福がやってくるでしょうか^^

因みに、鬼は鬼門である「北東」からやって来るとされます。
北東は12方位で「丑寅」の方角。
なので鬼は、牛の角を生やして虎のパンツをはいているんですね。
ヒョウ柄ではありません(笑

陰陽道は、中国で発生した道教の一部が日本に流入して、
そこから日本独自の発展をしていったものです。
中国でも季節の分かれ目に入って来やすい邪気を警戒する考えは古くからはありましたが、
節分の行事はありません。
日本では平安時代に行われていた「追儺(ついな、おにやらい)」という行事の中で
方相氏(ほうそうし)と呼ばれる大舎人が四つ目の面をかぶって
鉾と楯を持って鬼を払っていたのですが、
9世紀になると、なんとその方相氏が鬼として追い払われるようになったそうです。
方相氏が葬送儀礼にも携わる立場だったため、触穢信仰の高まりから追われる立場に変わった
という説があるようですが、方相氏がちょっと気の毒な気もします。
見た目にも、大声を発して鬼を払う姿が鬼と同じくらい怖かったのかもしれませんね^^;


3年前、豆まきをする家庭より恵方巻を食べる家庭の方が多くなったとニュースになりました。
今では2月以外の節分でも恵方巻が見られるようになりました。
年に4回ある節分のうち、立春の前日だけ際立って注目されるようになったのは
室町時代と言われています。
もしかしたら今後、恵方巻がきっかけとなって
他の節分ももっと人々の意識に上るようになるのかもしれませんね。
恵方巻自体も、金箔の恵方巻やロールケーキなどスイーツの恵方巻、パンの恵方巻まで登場して
更なる盛り上がりを見せています。
今年はコンビニの恵方巻販売のノルマが問題になっていますね。
電通の件といい、ピラミッド型社会には辛いことがたくさん…。

ちょっと押され気味の豆まきの風習も続いていって欲しいです。
節分に豆まきをするのは日本だけですが、
大きな音が邪気を払うという考え方は中国から伝わったようです。
中国の春節での爆竹も同じく、邪気を払うことから来ています。
全国のワタナベさんは豆まきする必要がない、というのも面白いですよね。


明日は立春。
日がどんどん長くなっていて、寒い日が続いていても気分は明るいです。
今は日の出時刻より日の入り時刻の変化量が大きくて、どんどん日暮れが遅くなっています。


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