映画『あなた、その川を渡らないで』

님아, 그 강을 건너지 마오
あなた、その川を渡らないでください

タイトルからすでに、暗い予感が胸をよぎります。

そして、目の前に現れる一面の雪景色の片隅に
小さく座り込んで泣いているおばあちゃん。
身がちぎれそうなほど悲しいのに、その声はか細くて…。
おばあちゃんの前には、まだ雪をかぶっていない、真新しいお墓と白い花。
冒頭の一場面を見ただけで涙があふれてしまいました。



우리는 76년째 연인입니다.

私たちは76年連れ添ってきました。


조그만 강이 흐르는 강원도 횡성의 아담한 마을

細い川の流れる江原道黄城のこぢんまりした村


89세 소녀감성 강계열 할머니, 98세 로맨티스트 조병만 할아버지
이들은 어딜 가든 고운 빛깔의 커플 한복을 입고 두 손을 꼭 잡고 걷는 노부부이다.

少女の感性を持った89歳のカン・ゲヨルおばあさん、98歳のロマンティスト、チョ・ビョンマンおじいさん
どこへ行くにも綺麗な色のおそろいの韓服を着て、ぎゅっと手をつないで歩く老夫婦。


봄에는 꽃을 꺾어 서로의 머리에 꽂아주고, 여름엔 개울가에서 물장구를 치고,
가을엔 낙엽을 던지며 장난을 치고, 겨울에는 눈싸움을 하는 매일이 신혼 같은 백발의 노부부.

春には花を手折り互いの髪に挿してやり、夏には小川のほとりで水遊びをし、
秋には落ち葉を投げてふざけ、冬には雪合戦をする毎日が、まるで新婚のような白髪の老夫婦。


장성한 자녀들은 모두 도시로 떠나고 서로를 의지하며 살던 어느 날,
할아버지가 귀여워하던 강아지 ‘꼬마’가 갑자기 세상을 떠난다.
꼬마를 묻고 함께 집으로 돌아온 이후부터 할아버지의 기력은 점점 약해져 가는데…

成人した子供たちはみな故郷を離れ、二人だけで支え合いながら暮らしていたある日、
おじいさんが可愛がっていた子犬の「コマ」が突然あの世に行ってしまう。
コマを埋葬してやって一緒に家に戻って来たが、おじいさんの気力は少しずつ衰えていき…


비가 내리는 마당, 점점 더 잦아지는 할아버지의 기침소리를 듣던 할머니는
친구를 잃고 홀로 남은 강아지를 바라보며 머지 않아 다가올 또 다른 이별을 준비한다.

雨の降りかかる庭、おじいさんの咳が次第にひどくなっていくのを聞いていたおばあさんは、
友を失い独り残された子犬を見つめながら
まもなくやって来るであろうもう一つの別れの準備をする。
(Daum 영화 より 



江原道のまばゆい自然の中、
おじいちゃんおばあちゃんのお茶目で仲睦まじい様子に心が温かくなります。
お二人の出会いや一緒に歩いてきた長い道のりが語られるのを聞きながら
私も一緒に喜んだり悲しんだりしていました。


161206.png

このお二人に出会えてよかったです。


映画を初めて見たのは今年の2月。
お二人に寄り添いたくて何日も続けて見ていました。
ここで紹介したい思いはありつつも、
お二人の人生があまりにも美しくて深くて、
それを伝える言葉が出てこなくて記事にできませんでした。
葛藤もあり…。
今もまだこの映画を語る言葉が見つからず、Daumから文をお借りした次第です。
日本でも公開されていたんですね。

日本語のサイトはこちら。
2016年7月公開で、すでに終了してしまった映画館が多いですが、
まだ上映中のところもあります。
そして、12月21日にはDVDが発売されるそうです。


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Comment

この映画のことは知っていました。新聞か雑誌の映画評で見たような気がします。良さそうなぁ、と思いつつそのままになっていて...。

たしかお二人は俳優さんではないんですよね。撮影も長いことかかって大変だったことでしょうね。

見たいです(^^)。
ハーちゃんさま^^

書き忘れてました、とても素敵なご夫婦のドキュメンタリーです。
心が温かくなる一方で、映画の紹介記事の「奇跡」「純愛」などという言葉が軽く感じられるくらい
私には重くて深いお二人の人生でした。
見てから1年近くになるのに、まだ感想を言葉で表せないでいます…。

  • 2016/12/07
  • るるる
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