「ストロベリームーン」の由来。

ストロベリームーンが話題になっているようですね。
ピンク色の満月、ストロベリームーンを見ると幸せになれる。
カップルで見ると結婚できる。
片想いの相手と見ると両想いになれる。
すごいパワーです♪
たぶん日本でだけ言われている後付けの御利益かな…。
でもヨーロッパで「Honey Moon」とも呼ばれていることを考えると
まったく別方向に飛んで行っているわけでもないですね。
名前がとっても可愛いくて、ロマンチックでいいです^^


元々は、ネイティブアメリカンがこの季節の満月に付けた名前です。
ヨーロッパ人がアメリカ大陸に進出する以前はもちろん、
アメリカ大陸にユリウス暦もグレゴリオ暦もありませんでした。
ネイティブアメリカンたちは、一年に12回、または13回やって来る満月のそれぞれに名前を付けて
季節の移り替わりの目印にしていたのですね。

月の名前は、部族によって異なる名前がつけられていたり、
必ずしも12個の名前があるわけでもなく、また年ごとに名前が変わることもありました。
季節の区分も4つだったり5つだったり。
あれだけ広い大陸なので、それぞれの地域に合った形で独自の月カレンダーがあったようです。


代表的なものを紹介します^^

1月  Full Wolf Moon オオカミの満月。オオカミがお腹を空かせて遠吠えする。
2月  Full Snow Moon 雪の満月。一番雪深い月。
3月  Full Worm Moon 虫の満月。土の中の虫たちが動き始めて土を柔らかくしてくれる。
4月  Full Pink Moon ピンクの満月。ピンク色のフロックス(シバザクラ)が咲き始める。
5月  Full Flower Moon 花いっぱいの満月。花々が咲き乱れる。
6月  Full Strawberry Moon 苺の満月。赤く熟れた苺を収穫する時期。
7月  Full Buck Moon 鹿の角の月。オス鹿の枝角がよく伸びる頃。
8月  Full Sturgeon Moon チョウザメの満月。五大湖などでチョウザメがよく獲れる。
9月  Full Corn Moon トウモロコシの満月。秋分に一番近い満月はThe Harvest Moon とも。
10月 Full Hunter’s Moon 狩人の満月。落葉して見通しが良くなり、動物は肥えている。食料の備蓄。
11月 Full Beaver Moon ビーバーの満月。湖沼が凍る前にビーバーの罠を仕掛ける。冬越し用の毛皮。
12月 Full Cold Moon 寒さの満月。日も短くなり、いよいよ寒さが増す。
 

Native American Names for Full Moons 
こちらに、他の魅力的な名前も載っています。


満月がピンク色になるということが名前の由来ではありませんが、
夏の間は実際にピンク色の満月が見られる確率が高そうです。
夏は、太陽の南中高度が高くなるのに対して、月の南中高度は低くなります。
南の空の低い所を渡っていくことで、比較的厚い大気の層を通して地上に光が届くことになりますが、
その時に青い光は散乱してしまうため、オレンジやピンクがかった色に見えます。
夕焼けの太陽と同じ事が起こるわけですね。

今夜の満月は、今年一番小さな月です。地球から一番遠い満月。
最大になるスーパームーンと違って、最小の月はほとんど話題になりませんが、
ストロベリームーンのお陰で、たくさんの人に眺めてもらえそうです。
ミニ満月に向かって、
よかったね~
と言ってあげたい^^
今夜22時10分に月齢15.0になります。
綺麗に見えますように♪





追記。

8時半ころ、ようやく雲の向こうに見えてきました。
ほんのりピンクゴールドの満月♪
冬の白くて冴え冴えした月とは趣が違います。
そうですね、スーパームーンに比べるとかなり小さく見えます。

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雲の海をゆっくり泳いでいきます。

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南の空には木星と、
その斜め下におとめ座のスピカ。

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あと1時間ほどで真ん丸に。

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久しぶりにゆったりと月光浴しました^^

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