中国語の発音はやっぱり難しいですね。

ラジオ講座、テレビ講座とも、5月の第1週は再放送です。
ああ、ありがたい…。
この隙に、ピンインの読み方、発音をしっかり復習したいと思います。
気になったポイントを挙げてみます。


■無気音と有気音
[b]と[p]、[d]と[t]、[g]と[k]などですね。
無気音は日本語の「濁音」に近いですが、濁音ではありません。英語の[b][d][g]でもありません。
高木美鳥先生の説明では、日本語より唇をしっかり閉じてから口を開け、息を吐かずに発音する。
有気音は、息を吐いてから母音を言う。
そして[d]と[t]は舌の位置が少し違います。日本語や英語では同じですよね。

これは実は、韓国語の「濃音」「激音」のつもりで発音すると上手くいくのです。
[b]は[ㅃ]、[p]は[ㅍ]です。
韓国語のお陰で、無気音と有気音はクリアできました^^


■反り舌音の[zh、ch、sh、r]
舌を上に立ちあげて、こもった音を出す発音。
[zha]なら、舌を立ち上げて「ざ」と言う感じです。
ラジオ講座のテキストには言葉による説明とともに、
舌の位置、そして舌のどの部分がどこに触れるのかが図で示されています。
この図が、簡潔でありながらとっても分かりやすくてとっても助かりました~。
放送では高木先生が更に詳しく解説してくださいます。
最初は難しかったのですが、一度コツを掴んだらすぐに慣れました。
この音を聞くと「ああ、中国語!」という感じがします。


■介音[Ü] [ü][üe][üan][ün]
ドイツ語の[Ü]とほぼ同じ音で、唇は「う」の形、舌の位置は「い」です。
「ウムラウト」という言葉自体がドイツ語なので、講座では「ウムラウト」とは言わずに
「Uに点点」と言っています。
それが何だか可愛い。(笑
中国語では何と読むんでしょうね~。

以前ドイツ語を少し勉強したので楽勝、と思っていたら、
声母(子音)と声調(声の高低)が付くと、途端に難しくなりました^^;
更に、声母が[j、q、x]の場合は単に[u]と書くので、発音を間違えないようにしなければいけません。
まだ要練習です。


■[i][u]
これは韓国語の[으][우]に対応します。
韓国語、役に立ってます♪
日本語の「う」に近いものにはもう一つ[e]もありますが、
これがとても微妙な音で中国語らしい感じがします。


■[ing]
英語の[ing]や韓国語の[잉]ではなく、
舌の歯の裏に付いていた舌先を少し後ろに引いていきながら発音します。
これも中国語らしい音。


■発音が楽な音もあります。
[f][l]と、反り舌母音の[er]は英語と同じ発音ですね。
[m][n][x]などは日本語と同じ音です。


声母・韻母は口や舌の動きで音を作りますが、中国語は3重母音まであって複雑です。
そして声調の方は喉の筋肉を使うわけですが、こちらもまるで大波を乗り越えていくような音の高低差です。
こんなに喉の筋肉を使って発音するのは初めてです。

そして、1音節でできるようになった発音も2音節、3音節と繋がって長くなるにつれて
発音と高低の両方に同時に注意を向けるのが大変になります^^;
声調の繋がり方にも注意しなくてはいけないですね。
大変で~す。でも楽しいです^^

中国語は、発音が違うと意味が全く変わってしまうので、正しく発音することがとても重要です。
韓国語もそうですが、中国語の方が厳しいと思います。
日本語の場合、外国人にとって「清音・濁音」の区別や「促音(っ)」「つ・ず」の発音、
長音の有無などが難しいこともありますが、
正確にできなくても大抵言いたいことは伝わりますよね。



ラジオ講座テキストに載っている「基本音節表」です。

170501.jpg

第1課から第15課までの発音練習で出てきた音節に色を塗ってあります。
たくさん出てきてたくさん練習ました。
語句は最初の3週間で、なんと250個くらい出てきましたよ。

韓国語の「半切表」はマスが全部埋まっていますが、
中国語の場合は組み合わせのない音があって空欄になっています。
この音節一つ一つに4種類の声調、つまり4パターンずつあるわけです。
加えて「軽声」と「r化」もあります。
楽にスラスラと発音できるまでには、かなり時間がかかりそうです^^;