霎時施 こさめときどきふる。

第五十三候、霜降の次候です。小雨がしとしと降る頃。


霎(雨かんむりに妾)で「こさめ」なんですね。
「妾」には「高貴な人の身辺を世話する女性。こしもと。侍女」という意味があるので、
本降りの雨を高貴な人に例えて、その脇に控える存在として小雨を見ているのかもしれませんね~。
江戸時代まで遡ると「しぐれ」と読ませているそうです。

この季節なら「しぐれ」の方が合うような気もしますね。
今日は冷たい時雨が降りました。
冬が一歩近づいてきました。


出かける時に雨が降っていると嫌な気分になるとか、お洗濯物が乾かないとか、
どちらかというと雨は嫌がられることが多いような気がします。
以前は空に向かって恨み言を言うこともありましたが、今は素直に従うように努めています。
雨の日に出かけなければいけないのであれば、それなりの装備をすればいいだけなんですね。
自然には人の意を介しない自然だけの道理があって、それをありのまま受け入れるようにすると
自然や宇宙の流れに沿って動く感覚が分かってきて、心が楽になります。





時々行くお蕎麦屋さんの湯飲み茶碗が可愛いんです^^
もうすぐ11月。お茶のぬくもりのありがたさがどんどん増していきます。

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아름다운 우리말

最近、テレビのニュースは見ているものの、ニュース原稿の方には目を通していないんです。
活字を見るのは本で手一杯で…というのは言い訳です^^;
ちゃんと取り組まないといけませんね~。

放送を見ているとよく、「正しい言葉を使いましょう」というコーナーが挟まるんですね。
最近のものをひとつ紹介します。
次の言葉の意味は何でしょうか~?

생선
평타
취저
화떡녀
기스
유도리




それぞれの正しい言葉はこうです。

생일선물
평균 이상
취향에 맞는
화장이 진하다

융통성


最後の2つは日本語の「傷」「ゆとり」から来ているんですね^^;
個人的には略語や造語などを使うことはないのですが、知識として知っておくには面白いと思います。
ラジオ講座でも時々紹介されますよね^^


자전거

  • Date:2015.10.27
  • Category:
자전거
          장미숙

푸른 가로수 사이로 동글동글
은륜의 바퀴가 굴러간다
나 어릴 적, 아버지 등에 기대면
나는 바람이 되고 꽃잎이 되었다
세월이 흘러 이제 내 등에서는
동그란 볼을 가진 아이가
흥얼흥얼 콧노래를 부른다
어느덧 나는 먼 옛날 아버지처럼
땀방울 송송 맺힌 등에 찬란한 희망을 싣고 달린다




自転車
          チャン・ミスク

青い街路樹の間をくるくる
銀輪が転がっていく
私が幼かった頃 父の背中にもたれると
私は風になり花びらになった
月日は流れ いま私の背中では
丸いほっぺたをした子どもが
ふんふんと鼻歌を歌っている
いつの間にか私は遠い昔の父のように
汗の噴き出る背中にまばゆい希望をのせて走っている





은륜 : 자전거를 아름답게 이르는 말

日本語でも「銀輪」と言うのですね。自転車の車輪。また、自転車。
時々こんなふうに、今まで知らなかった日本語にも出会います。(笑


忠武路駅にあった詩だと思います。(だんだん記憶が…^^;


霜始降 しもはじめてふる。

第五十二候、霜が降り始めるころ。24日から28日。


実際は霜が「降りて来る」わけではないのですが、昔の人は夜の内に冷たい空気とともに
霜が地上に降って来る…と思っていたんでしょうか。
夜明け前の空気に触れると、その感覚が分かるような気がしてきます。

23日に盛岡で初霜ということでしたね。
ここのところ、北の空で前線を伴った低気圧が繰り返し通過しているので、
そのたびに冷たい空気が入って来て、雨もほんとうに一雨ごとに冷たさを増しています。
今日も、お天気はそこそこ良かったものの北風が強く吹いて寒かったです^^;
「初霜」は、俳句では冬の季語ですね。

今朝のお天気解説で興味深い説明をしていました。
函館で初雪が降る日の前後3日くらいの間に、関東では木枯らし1号が吹く、ということです。
過去10年のデータでは、1年だけかなりずれていたのですが、他の9年は見事に当たっていて
全く同じ日という年も結構ありました。
今年はどうでしょう。
今日は旭川で2度目の雪、そして札幌で初雪になりましたね~。
映像を見ているだけで身が縮こまります^^;


二十四節気では霜降。候と同じですね。
「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」
白露が寒露となり、露が霜になるんですね。
この次の節気はもう立冬です^^;





影がきれいだな~と思って撮ったのですが、この雑草くんももうすぐ枯れるんですね。
それでも根っこは雪の下で春までじっと頑張るわけです。
強いです。




고백성사

  • Date:2015.10.22
  • Category:
고백성사
               김종철

못을 뽑습니다
휘어진 못을 뽑는 것은
여간 어렵지 않습니다
못이 뽑혀져 나온 자리는
여간 흉하지 않습니다
오늘도 성당에서
아내와 함께 고백성사를 하였습니다
못자국이 유난히 많은 남편의 가슴을
아내는 못 본 체하였습니다
나는 더욱 부끄러웠습니다
아직도 뽑아내지 않은 못 하나가
정말 어쩔 수 없이 숨겨 둔 못대가리 하나가
쏘옥 고개를 내밀었기 때문입니다




告解
          キム・ジョンチョル

釘を抜きます
曲がった釘を抜くのは
並大抵のことではありません
釘が抜かれてできた痕は
見苦しい事この上ありません
今日も聖堂で
妻と一緒に告解をしました
釘跡が際立って多い夫の胸を
妻は見て見ぬ振りをしました
私は尚のこと恥ずかしい思いでした
いまだに抜いていない一本の釘が
本当にどうすることもできず隠しておいた釘の頭が
ぬっと頭をもたげていたからです


가을이 붐비다

  • Date:2015.10.21
  • Category:
가을이 붐비다
             고옥주

절정은
단풍 그리워 만나러가는 마음과
사람 반기러 내려오는 붉은 걸음이
山中에서 눈이 맞았을 때

불짐지고 내려오다
저마다 품고온 마음 속 불씨에 옮겨붙어
산에 든 걸음걸음 번지고
온통 서로 물들어
산은 산대로 환히 타오르고
단풍에 시름 태운 사람들
붉게 물들어 떠나가면
잠시 세상은 아름다움만 남고
아득히 사라지는 듯.




秋はひしめく
            コ・オクチュ

絶頂は
紅葉を恋しく思い会いにゆく心と
人を懐かしく思い下ってくる紅の歩みが
山中で視線を合わす時

火の荷を背負い降りてきて
それぞれに抱いてきた心の火種に燃え移る
山に分け入るひと足ごとに染み渡り
みな互いに染まり合い
山は山のままに明るく燃え上がり
紅葉に憂いを燃やす人々
赤く染まり立ち去れば
しばらく世界は美しさだけが残り
はるか遠くに消えゆくよう





先日テレビで見た설악산雪岳山の紅葉が見事でした^^
たくさんの人たち~!
みなさん、日ごろの憂いを燃やしに来ているんでしょうか。
燃やさずに大切に持っていたい憂いもあるなぁ…と思う今日この頃です。


これも地下鉄の詩の一つです。
言うまでもないですが、訳はご参考程度に~^^;


蟋蟀在戸 きりぎりすとにあり。

第五十一候、寒露の末候です。蟋蟀が戸の辺りで鳴くころ。


キリギリスが戸の辺りで鳴く…と言われてもどういうことか今一つよく分かりません。

「詩経」という中国最後の詩集がありますが、その中の「七月」という詩にこんな一節があります。
詩はこちらのリンクへどうぞ~。

五月斯螽動股     五月は斯(ここ)に螽(しう・キリギリス)股を動かし
六月莎鶏振羽     六月は莎鶏(さけい・ハタオリ) 羽を振ふ
七月在野       七月は野に在り
八月在宇       八月は宇に在り
九月在戸       九月は戸に在り
十月蟋蟀入我牀下   十月は蟋蟀(しつしゅつ・キリギリスまたはコオロギ) 我が牀下に入る

「宇」は軒、「牀下」は床下のことです。
7月は野原で自由に動き回っていたキリギリスも8月には軒下にやってきて、
9月には戸口に、そして10月には床下に入り込んで来る。
つまり、人の近くに寄れば寄るほど暖かいからなんですね。

こんなに細かくキリギリスの様子を観察したことはありません。
他のことで忙しすぎる現代人です…。

(追記~
詩の解釈にもあるように、「キリギリス」は「コオロギ」のことではないかという説があります。)



大雪山も白くなり、旭川も今年は早々に初雪を迎え、着々と冬に向かっていますね~。



第五十候、菊花咲(きくのはなひらく)を飛ばしてしまいました。
今週末辺りには菊の香りを求めてどこかに出かけたいです~。






今月は、写真もろくに撮っていません^^;
カメラはソウルに連れて行かなかったし、その後も骨盤が痛かったのもあって
撮ったのは星の写真くらいです。


一番高いところに金星、その下に木星、一番小さくて赤っぽいのが火星です。
4時半過ぎ~5時過ぎくらいの東の空です。

16日。




18日。

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19日、今朝です。

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惑星が惑っている様子が分かるでしょうか~。
火星がだんだん低い方に移動していて、金星も木星の方に近づいていっていますね。
金星と木星は25日頃に大接近します。

あ、今月はオリオン座流星群も来ていてピークは22日、
来月初めくらいまでは見られるようです^^


そして読書の秋です。

実は本を読む時間を捻出したいこともあって、
昔のテキストの復習はそれなりにゆっくりすることにしたのでした。

教保文庫で見つけた「雪の女王(他4編)」と、「マクベス」。



더클래식 세계문학 컬렉션 미니북 というシリーズで、韓国語版と英語版が2冊で1セットになっています。
韓国語と英語のセットは、韓国ではよくあるんだそうです^^
アンデルセンもシェイクスピアも大好きなので、これはいい!と思って買い求めて来ました。

内容を知っていて難しい単語もないので、心地良いスピードで読み進めることができます^^
こういう平易な内容や知っている物語でハングルの活字をザクザクと追っていく快感を味わうところから
読書に入っていくと、負担も小さくて良いのではないかと思います。
このシリーズの場合は英語と対比させて読むとまた新しい発見もありそうで、
あと数冊買ってきてもよかったかもしれません~。(笑
これと並行して詩集も読んでいます。
この2冊のあとに大好きな詩人・李玉峰さんに関する本と、小説、エッセイが待っていて
今からワクワクしています^^


今までの勉強はNHK講座をこなすだけで手一杯だったんですよね。
それではいけないと、もっと世界を広げたいとずいぶん前から思ってはいたのですが…。
幸い今期のラジオ講座は比較的易しいので、
この機会にしっかり韓国語での読書を生活に取り入れたいと思っています^^


写真では見えませんが…
本を買う時にカウンターで、本の「地」の部分に買った日付けのハンコを押すんですね。
そして1~2冊ほどの購入の時は袋に入れず、紙のテープでぐるっと巻いてくれます。
韓国は環境保護に積極的で嬉しいですね~。
こんなちっちゃな異文化体験も楽しかったです^^


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