「議論百出」

『議論百出  ぎろんひゃくしゅつ』

様々な意見が次から次へと出て、盛んに議論すること。
また、そのさま。
「百」は数が多いという意。



類語

『侃侃諤諤  かんかんがくがく』  以前出てきました^^ 
自分の考えを遠慮なく言うこと。
また、盛んに議論するさま。
「侃侃」は強直でひるまないさま。
「諤諤」は遠慮なしに直言すること。


『甲論乙駁  こうろんおつばく』
甲が論じると乙がそれに反対するというように、
互いにあれこれと論じ合うばかりで、議論の決着がつかないこと。


『諸説紛紛  しょせつふんぷん』
いろいろな説やうわさが入り乱れて、真相が明らかでないさま。



対語

『衆口一致  しゅうこういっち』
多くの人の意見や評判がぴったり合うこと。
「衆口」は多くの人の口から出る言葉。
「一致」は一つになる意。



의논백출 [議論百出] は現在は使われていないようです。

갑론을박 [甲論乙駁]
서로 자기의 주장을 내세우고 상대방의 주장을 반박함.


「苦心惨憺」

『苦心惨憺・苦心惨澹  くしんさんたん』

あれこれと考え、さんざん苦労して努力すること。
また、そのさま。
「苦心」はいろいろと心を使うこと。
「惨憺」は心を悩まし痛めること。


類語

『悪戦苦闘  あくせんくとう』
強敵に対して非常に苦しい戦いをすること。
困難な状況の中で、苦しみながら努力すること。



『意匠惨憺・意匠惨澹  いしょうさんたん』
物事を考案するのに苦労すること。
「意匠」は工夫をめぐらすこと。

出典は、杜甫『丹青引贈曹将軍覇詩』
こちらに詩の一部が紹介されていました^^ 



『彫心鏤骨  ちょうしんるこつ』
心に彫り刻み骨にちりばめること。
非常に苦心して詩文などを練り上げること。
これは、「粉骨砕身」の類語として出てきました。 



『粒粒辛苦  りゅうりゅうしんく』
穀物の一粒一粒は、農民の苦労と努力の結果実ったものであること。
転じて、細かな努力を積み重ねて、たいへんな苦労をすること。

出典は李紳『憫農詩』(農民を憫れむの詩)。
中唐期の詩人だそうです。

(一)
鋤禾日当午  禾(か)を鋤(す)いて、日午(ご)に当る
汗滴禾下土  汗は滴(したた)る禾下の土
誰知盤中餐  誰か知らん、盤中の餐
粒粒皆辛苦  粒粒、皆辛苦なるを

(二)
春種一粒粟  春に種(う)える一粒の粟
秋収万顆子  秋に収める万顆(ばんか)の子(み)
四海無閑田  四海(しかい)閑田(かんでん)無きも
農夫猶餓死  農夫なお餓死す




고심참담 [苦心慘憺]
몹시 마음을 태우며 애를 쓰면서 걱정을 함.

악전고투 [惡戰苦鬪]
매우 어려운 조건 속에서 힘을 다하여 고생스럽게 싸우거나 애씀.

조심누골 [彫心鏤骨]
마음에 새기고 뼈에 사무치도록 고심한다는 뜻으로,
흔히 시문 따위를 애를 써서 다듬음을 비유적으로 이르는 말.

입립 개신고 [粒粒皆辛苦]
(1)곡식의 낟알 하나하나가 모두 농부의 고생으로 이루어진 것이라는 뜻으로,
  곡식의 소중함을 이르는 말.
(2)어떤 일을 성취하려고 매우 애씀을 이르는 말.

修正~。
고심참담ありました。
고생と勘違いしてました^^;


第20課  映画を見に行きませんか?

「使える!伝わるにほんご」、今回は誘い方・受け方・断り方のルールです。


動詞(ます形) + ませんか?
 A:今度一緒に映画を見ませんか?
 B:いいですねぇ。 (=いい考えだと思います。 「ねぇ」で気持ちがより強く伝わる。

より強い誘い方・受け方
動詞(ます形) + ましょう  (目上の人には使わない
 A:今度一緒に九州旅行をしましょう。
 B:いいですねぇ、ぜひ行きましょう。 (「ぜひ」は嬉しい気持ち

年上・目上の人を誘う場合
 A:今晩チームのメンバーと一緒に食事をします。ご一緒にいかがですか?
 B:いいですねぇ、ぜひ。

年上・目上の人に誘われたら
 A:今度一緒にゴルフをしませんか?
 B:それはありがとうございます。ぜひお願いします。 (「いいですね」と言ってはいけない



丁寧な断り方
 すみません、〔時〕はちょっと・・・。

 ・まず、「すみません」と謝る。
 ・助詞「は」は、他の日なら行けるという意味。
 ・「ちょっと・・・」は、詳しく言えない、または詳しく言いたくないが、他に予定があるという意味。

 なるほど、教える時にはこんなふうに細かく説明する必要があるわけですね~^^



日本人がよく使う、誘う前の質問。
 〔名詞〕は嫌いですか?
 相手が好きかどうか分からない時は、「好きですか?」と聞くより「嫌いですか?」と聞くことが多い。

 ロックは好きですか?
 いいえ、大好きです。 (「今度一緒に行きましょう」という気持ち

 ロックは好きですか?
 すみません、ロックはちょっと・・・。でもクラシックは好きです。 (他のことに誘ってくれたら嬉しい




「にほんごの泉スタジアム」も、誘い方・受け方について。

・「この前のお店おいしかったですね」と言われて「そうですね」とだけ答えたが、
 先輩から「あれは一緒に行きたいという意味だよ」と教えられた。

・「また会おうね」と言ったのに、連絡が来ないのはなぜ?
飯間先生の解説は、
誘いが本気かどうかは、その都度判断しなくてはいけない。
「いつか行きましょう」は、本気でないことが多い。
本気の時は、「いつ行きたいんですけど、お時間ありますか?」のように言ってくる。

「本気度」を測らなければいけないのが、まさに日本的ですよね^^;


続いて、夢子さんとの実践会話です。
夢子さんの返事の真意は?!

ニコラスさん「僕お腹がすいたので、一緒に食事に行きませんか?
         一人じゃちょっと寂しいので一緒に来てください。」
夢子さん「いや~私、さっき食事したばっかりなんです。ごめんなさい。」
 
解説) 行きたい時は「デザートなら付き合います」と言ってくれるはずなので、
     これは行きたくないということ!


アカキさん「土曜日にロックのフェスティバルがあるんです。一緒に行きませんか?」
夢子さん「私ロックは苦手なんです。ごめんなさい。」 (断られた

サミさん「おいしいお店を見つけたから、週末よかったら一緒に食事しませんか?」
夢子さん「今週は予定がありますが、来週はひまなので、ぜひ。」 (OK

ニコラスさんとアカキさんのショックな表情が・・・心中お察しします^^;


今回一番面白かった解説が、
「日本人は断られるのが嫌いなので注意が必要です」
というもの。
誘ってみたらたまたま相手の都合が悪かった、というだけでも
微妙な状況だったり本人の精神状態などによっては
自分の人格や存在価値までも否定されたように受け取ってしまうことがありますよね。
これは日本人が繊細だということなんでしょうか?
我が家の米国人は、今でもこの感覚がよく解らないと言います^^;
断られたら残念は残念だけど、また機会があれば。
それ以上でも以下でもなく、傷つくことはないそうです。


飯間先生のまとめは、
誘うのも断るのも緊張する。
誘って断られても当たり前と思って、あまり深く悩まないこと。
「申し訳ないけれど、遠慮させてください」とハッキリ断ることも必要。
ということでした^^


アサガオ。

毎朝2輪ずつ咲いています。
日当たりの良くないところに置かざるを得なくて、それでも咲いてくれて、
生きる力への感動と、申し訳ない気持ちと。

後ろ姿です^^;
直径3cmくらいの小さなアサガオなのです。

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久しぶりのシャッター音と手に伝わる振動が心地よくて気持ちが明るくなりました。
膝を捻挫して3週間。
これまで歩く時は100%膝に意識を集中しないと怖かったのですが、
少し余裕が出てきたので・・・無理しない程度に^^;
さらしと固定板と包帯でがっちり固めた上で、そろりそろりと秒速50cm歩行です。(笑


「浮石沈木」

『浮石沈木  ふせきちんぼく・いしをうかせきをしずむ』

石が浮いて木が沈むことはないのに、それが事実としてまかりとおってしまう。
無責任な言論がいつしか現実味を帯び、世間に受け入れられてしまうこと。

出典は、『魏志』孫礼伝
孫礼は魏に仕えた武士・政治家で、剛毅果断、厳格正直の人だったそうです。 



類語

『三人成虎  さんにんせいこ』 
三人までが市に虎がいると言えば事実でなくても信じられるようになるという
『戦国策』魏策の故事から。
無実無根の風説も、言う人が多ければ、ついに信じられるようになることのたとえ。
「三人市虎(しこ)を成す」、「市に虎あり」ともいう。


魏は隣国の趙と友好を結ぶために、
龐葱(魏の大臣)と太子を捕虜として邯鄲(かんたん、趙の都)に送ることになっていた。
出発する前に龐葱は魏の王に尋ねた。
「もしある者が”市場に虎が現れた”と申したらお信じになりましょうか?」
王は「いや」と答えた。
「もし2人の者が”市場に虎が現れた”と申したらお信じになりましょうか?」
王は「そうかも知れぬと思うだろう」と答えた。
「もし3人の者が”市場に虎が現れた”と申したらお信じになりましょうか?」
王は「信じるだろう」と答えた。
龐葱は言った、
「しかるに市場に虎がいないのは明らかです。
しかしながら3人の者が申しますれば真実のように聞こえるのです。
邯鄲は市場などよりもずっと大梁(魏の都)から離れております。
そして私を中傷する者も3人どころではありますまい。
なにとぞ王はそれをお心に留め置かれますよう。」
王は「言われずとも解っておる」と答えた。
このようにして龐葱は王に別れを告げたが、龐葱に対する中傷はすでに始まっていた。
その後太子は解放されたが、龐葱は王から謁見を許されなかった。

結局魏王は龐葱その人ではなく、讒言のほうを信じてしまったのですね^^;

原文とその英訳を見つけたので英文から訳してみました。
龐葱(Pang Cong)の日本語読みがわかりません。「ほうそう」でしょうか?^^;



삼인성호 [三人成虎]
근거 없는 말도 여럿이 하면 곧이듣게 됨을 이르는 말.
세 사람이 짜면 거리에 범이 나왔다는 거짓말도 사실처럼 될 수 있다는 말에서 유래되었다.
출전은 《전국책(戰國策)》의 <위책(魏策)>, 《한비자(韓非子)》의 <내저설(內儲說)> 상편이다.


수수께끼 なぞなぞ 13

和訳は下の方にあります^^



76. 검어도 검게 보이고 붉어도 검게 보이고 파래도 검게 보이는 것은?

77. 마른 옷을 벗고 젖은 옷을 입는 것은?

78. 말은 말인데 말하면 안되는 말은?

79. 먹으면 죽는데 안 먹을 수 없는 것은?

80. 손님이 올 때마다 끌려 나오는 것은?









[답]
76.그림자   77.빨랫줄   78.거짓말   79.나이   80.방석


76. 黒くても黒く見えて、赤くても黒く見えて、青くても黒く見えるものは?
77. 乾いた服を脱いで、濡れた服を着るものは?
78. 言葉は言葉でも言ってはいけない言葉は?
79. 食べると死ぬのに、食べないわけにはいかないものは?
80. お客さんが来るたびに引っ張られて出てくるものは?

<答え>
76.影  77.洗濯ひも   78.うそ   79.年   80.座布団



77の答えは、5の答えと同じです^^ 

79は、나이를 먹다 ⇒ 年を食べる ⇒ 年をとる
今頃になって気づいたのですが、日本語でも「年を食う」と言いますね~。
あまり良いイメージではありませんが^^;


「不言実行」

『不言実行  ふげんじっこう』

あれこれ口に出さず、なすべきことを黙って実行すること。



類語

『訥言敏行  とつげんびんこう・言に訥にして行いに敏なり』
徳のある人は、口数は少なく、行動に敏速であるものだということ。
「訥言」は口べたの意。よどみがちな物言い。
「敏行」は行いを敏速にすること。


出典は、『論語』 里仁
子曰 君子欲訥於言而敏於行。
子曰く、君子は言に訥にして、行いに敏ならんと欲すと。



対語

『有言実行』
口にしたことは、何が何でも成し遂げるということ。

昔は「有言実行」という言葉はありませんでしたよね。
「不言実行」をもじって作られた言葉ということですが
いつごろ発生したのかよく覚えていません^^;
今は前向きな意味として使われていますが、以前は
不言実行ほど立派でなくてもせめて口に出したことくらいは実行しろ
というような意味だった気がします。



불언실행 [不言實行]
말을 하지 않고 실제의 행동으로 옮김.

불언실행하다 [不言實行-]
(사람이)말을 하지 않고 실제로 일 따위를 행하다.
(사람이 일을)말을 하지 않고 실제로 행하다.

불언직행하다 [不言直行-]
(사람이)말을 하지 않고 실제로 일 따위를 행하다.
(사람이 일을)말을 하지 않고 실제로 행하다.

눌언민행 [訥言敏行]
말은 더듬거리며 느리게 하여도 실제의 행동은 능란하고 재빠른 것.


유언실행 [有言實行] は、辞書にはありませんでしたが、
実際には使われているようです^^


第19課  地下鉄で行きます

「使える!伝わるにほんご」、今回は手段・目的の表し方です。


交通手段
〔乗り物〕+で
 何で行きますか?
 地下鉄で(バスで・車で・飛行機で)行きます。
 例外:歩いて行きます。


目的
〔名詞〕+に    
 家族で映画に行きます。 (「家族と」でも良い。) 
 仕事に行きます。
      
〔動詞(ます形)〕+に行く  
 見る ⇒ 見に行く   私は明日、映画を見に行きます。 
 する ⇒ しに行く   私はと友達2人と、3人でカラオケに行きます。
 
*家族で : 自分を含めて一つのまとまりと考えている
 家族と : 家族+自分というイメージ



桜子さんが解説しているところに動詞レンジャーが乱入!
「行く」「もどる」「来る」「帰る」を正しく使えていますか?と質問を投げかけます。
ここで一時停止して考えてみたのですが・・・
「もどる」と「帰る」の説明が上手くできませんでした^^;
解説はこうです。

「行く」場所 : 話し手や行く人が今いないところ
「戻る」場所 : 話し手や戻る人が前にいたところ
「来る」場所 : 話し手や来る人が今いるところ
「帰る」場所 : 「家」のように、帰る人がいつもいるところ
          また、「国」のように、帰る人がいつもいたところ 

おお~、分かりやすいです^^!
「行く」と「来る」の混乱につていは、第13課でも出てきていましたね。
今書いていて、
「一旦家に戻る」と「一旦家に帰る」では微妙なニュアンスの違いがあることに気付きました。




今回の「にほんごの泉スタジアム」では、硬い表現がたくさん出てきました。

・これにて終了いたします
・言わざるを得ない
・事故になりかねない (「事故にならない」だと思っていた)
・責任を負いかねる (「責任を負ってくれる」と思っていた) 
・つかぬ事をお伺いしますが (何をつかもうとしているの?)
・ご自愛ください (自分を愛してください? 言われなくても愛していますけど?)

「つかぬ事・・・」の「つかぬ」は「くっつかない」という意味で、
今までの話とくっつかないことをお伺いしますが、
突然質問するけどいいかな?
ということだそうです。
実は私も、何がどう「つかぬ」のか初めて分かりました^^;

飯間先生のまとめは、
硬い表現は会話では意味が通じにくいが、
メールや手紙では多少硬い表現のほうが気持ちが通じるということはある。
「礼儀正しさ」を求めて硬い表現になることがある。
ということでした^^

最後に出てきた「いたしかねます」、
皆さんの頭上にはてなマークが飛び交っていたような・・・^^;